モテるための7K
■別れさせ屋フリーダム所属工作員 中山
コラム第23回は、最近Twitterでバズっていた「大人の悩みを子供が解決する、子供記者相談室の子供記者の回答」に書かれていた「モテるための7K」というテーマで、別れさせ屋フリーダム工作員の中山が担当します。
※バズるとは、俗にウェブ上で、ある特定の事柄について話題にすることです。特に、SNSを通じて多人数がうわさをしたり、意見や感想を述べ合ったりして、一挙に話題が広まることを指します。
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最近のネタである「モテるための7K」
別れさせ屋の工作員として働く私ですが、正直なところ、私は「モテるための7K」というものを初めて聞きました。 直後に「モテるための7K」をインターネットで検索しましたが、特に検索には引っかからなかったので、上記の記事がTwitterでバズるまではそれほど一般的ではなかったのだと思います。
しかし、内容的には別れさせ屋で工作員として働いている私も頷いてしまうものでした。
そもそも、多くの人が共感し、これは正論だと思ったからこそ、大量のリツイートやいいね!でバズったわけです。 言い換えれば、モテるために、それほど参考になるものが「モテるための7K」であるとも言えます。
「モテるための7K」を、順に別れさせ屋が考える
さて、それでは子供記者の回答に書かれていた「モテるための7K」について、別れさせ屋の工作員である、私の視点から一つずつ考えてみたいと思います。 まずは「モテるための7K」をまとめてご紹介いたします。
以下に挙げている7つが「モテるための7K」です。
1.かっこいい(かわいい)
2.汚くない
3.臭くない
4.かしこい
5.口がうまい
6.空気読める
7.比べない
1.かっこいい(かわいい)
1の「かっこいい(かわいい)」の時点で「はい、自分は無理」「1つ目でもう終わった」と思ってしまった人はいませんか?
自分で「かっこよくない」「かわいくない」と思っていても、それは7つあるうちのたった1つです。 他の項目、残りの6Kで挽回することも不可能ではありません。 もちろん、「かっこいい」「かわいい」ことはモテるためには重要ですが、それが全てではないのです。
実際、私の友人で会った異性の多くが「かっこいい」と言う男性がいます。 しかし、彼は合コンでも第一印象こそ良いものの、会話が続かなかったり不愛想だったりノリが悪かったりするために、私の知る限りでは最終的に上手くいったことは一度もありません。 現在30歳と少しで、彼女いない歴8年といったところです。
1の「かっこいい(かわいい)」は、かなり重要な項目ではありますが、それが全てではないことも覚えておいてください。
別れさせ屋の工作員も美男美女が多いですが、世の中には熟女が好きな人やぽっちゃり体型が好きな人など、人の好みは千差万別、優秀な会社は様々な好みに対応するため、様々な人材を揃えています。
2.汚くない、3.臭くない
次に、「2.汚くない」「3.臭くない」は誰にでも、すぐに修正のできることで、これは本当に重要なことです。
電車などでもたまに信じられない悪臭を放っている人がいますが、ストレートに言わせてもらえば、別れさせ屋の工作員であるとかそういったことは一切関係なく、私は「同じ空間にいるだけで辛い」です。 会話以前の問題で、一刻も早くその場から離れたいと思ってしまいます。
またしてもTwitterからの話で申し訳ないのですが、あるお店で、よく来るものの、あまりにも臭いお客さんを出禁にしたという話もありました。 同性・異性どころか、お店とお客さんという関係でも「汚ない」「臭い」は無理だということです。
4.かしこい
次に、「4.かしこい」ですが、これが勉強ができるという意味での「かしこい」だけではありません。 もちろん、「勉強ができて良い大学を出ている」ということもモテる条件ではありますが、他でも「かしこさ」を作ったり、見せることが可能です。
例えば、会話の中で、「伝えたいことを分かりやすい言葉で相手に伝えることができる」と頭の良さを感じさせることができます。 頭が良い人は、常に相手にとって理解しやすい言葉を使います。 決して知識をひけらかすような難解な言葉は使用しません。 頭が良くても、空気を読まずに知識をひけらかしたり、相手をバカにしたような言い方をする人はモテません。
別れさせ屋の工作員として働く人の中にも所謂学歴が微妙な人もいますが、話してみると自頭の良さを感じることがあります。
他にも「時間の使い方がうまい」「物事の予測をたてられる」「優先順位をつける」といったような些細なことでも「かしこさ」を感じさせることができます。 努力してみましょう。
5.口がうまい
「5.口がうまい」 これは、単に褒め上手ということではありません。
一番わかりやすいのは、テレビに出ている名司会者です。 「聞き上手」とは実は聞くだけでなく「質問上手」であり、「相づち上手」です。 口が上手い人は、良い質問と適切な相づちを会話の中に入れ、会話を弾ませるのです。 「この人とまた話したい!」と思わせることがモテる口の上手さで、私たち別れさせ屋の工作員にとって重要な技術です。
これは意外と簡単に誰でもできます。 テクニックとしてうまくなろうとするのではなく、相手の言うことをしっかりと聞き、相手に興味や好奇心を持つことが大切です。 別れさせ屋の女性工作員の基本の一つですが、男性が熱心に話す趣味、例えば映画やスポーツについて興味を持つと、多くの場合において好印象を与えることができます。
6.空気読める
「6.空気読める」 これは、いきなり読むことは結構難しいと言えます。
そもそも空気を読む、読めないというのは「一方的な会話」をしてしまっていたり、「話しかける間」がおかしく、相手が別のことをしようとしていたりするときに話しかけてしまったり、「心理的な距離」を間違えており、相手はそんなに親しいと思っていないのに馴れ馴れしく話してしまったりと様々な要因があり、そのどれか一つだったり複合的だったりします。
言い換えると「常に自分目線」、視野が狭いのです。 これは自己中心的な性格というわけではなく、ただ自分視点でしか周りを見られていないということです。
対処法としては、一瞬でいいので話す前に考える時間を取りましょう。 「あ、話しかけたい!話す!」ではなく、相手は話せる状況にあるのか、話をしたとして、その会話に興味を持って乗ってくれるのかを考えるのです。
7.比べない
そして最後、「7.比べない」です。
特に男性に多いのですが、人にはそれぞれプライドがあり、他人と比較されることが大嫌いという人も多くいます。 一番わかりやすいケースとしては「友達の彼氏はこれくらい稼いでいるらしい」「知り合いの家族は毎年海外旅行に行くらしい」というような発言です。 こういった発言は男性の自尊心を酷く傷つけ、イライラさせてしまいがちです。
逆に女性に向けての言葉であれば「あの人はスマートだね」「あの人に比べて君は……」というようなもので、こういった発言をしてしまうと、その女性は顔はニコニコしていても、内心では「それじゃ、あの人と付き合えばいいだろ!」と思っていたりします。
子供の頃、親から同級生と比較されて嫌な思いをした人は多いのではないでしょうか。 その頃の気持ちを思い出して、誰かと比較するのはやめましょう。
別れさせ屋の工作員が詳しく書いてみた、「モテるための7K」いかがだったでしょうか? もし何らかの参考になれば幸いです!
今回のコラム著者情報
工作員 中山
別れさせ屋フリーダムに入社して2年目の工作員。先輩工作員から話術などを学んで技術は向上しているが、未だにテンションの高い対象者への対応は少し苦手な傾向がある。仕事終わりや休日に相席の居酒屋に通ってテンションの高い人物に合わせる方法を習得中。
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