

映画やドラマの別れさせ屋
■別れさせ屋フリーダム所属工作員 小林
最終更新日
こちらのページをご覧の皆様は、映画やドラマをよく見られる方でしょうか?
昨今では何でもかんでも「若者のなんとか離れ」と言われておりますが、そういった中には「若者のドラマ離れ」「若者の映画離れ」「若者の洋画離れ」「若者の映画館離れ」などというものもございます。 しかし、そういった状況であっても話題のドラマや大作映画は男女を問わず話のネタになる機会は少なくないと言えます。 アニメ映画『君の名は』が大ヒットしたことも記憶に新しいのではないでしょうか。
別れさせ屋の工作員には様々な対象者と会話を盛り上げていくための膨大な知識が必要ですから、やはりドラマや映画、アニメも含めて色々と観ていた方が仕事上でも役に立つことは間違いありません。
最近、弊社別れさせ屋フリーダム所属調査員や工作員の皆さんが書いているコラムが真面目なお話ばかりに偏っている気がしましたので、コラム第44回は「映画やドラマの別れさせ屋」という内容でお送りしたいと思います。
担当は別れさせ屋フリーダム工作員の小林となります。
映画やドラマの知識も別れさせ屋工作員の武器の1つ

別れさせ屋の工作員にとって、無駄な知識というものは何一つございません。 映画やドラマの知識も、別れさせ屋の工作員にとっては他の工作員との違いとなり、武器の1つとなります。
特に男性の場合は、自分の趣味を理解してくれる女性の評価が高くなることが多く、映画で言えばMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の『アイアンマン』や『キャプテンアメリカ』などの『アベンジャーズ』シリーズや、DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)のバットマンやスーパーマンと『ジャスティスリーグ』、スターウォーズシリーズ、トランスフォーマーシリーズなどは、その知識が別れさせ屋の工作員として男性の対象者に役立つ場面も多々ございました。
また、女性同士のトークにおいてもドラマや映画の知識は無駄にはなりません。 最近ではドラマの『おっさんずラブ』、映画の『ピーターラビット』、少し古い作品ですが、『ズートピア』『君の名は』、変わったところではドラマの『ケイゾクシリーズ(ケイゾク、SPEC、SICK'S)』、映画の『夜は短し歩けよ乙女』などは、やはりその知識が別れさせ屋の工作員として役立ったこともございました。
別れさせ屋を題材とした映画やドラマ

さて、ここからが本題となりますが、そういったドラマや映画の中には、弊社フリーダムのような「別れさせ屋」という仕事を題材としたものもいくつかございます。
2001年に日本国内で放送されたドラマで、そのままのタイトルである『別れさせ屋』は、この業界をご存知の方の中では割と有名な作品かもしれません。 他に変わったところでは、2010年に公開された映画の『ハートブレイカー(英題:Heartbreaker)』というフランスの映画や、2018年に公開された『The Breaker Upperers』というニュージーランドの映画もございます。
さらに、2024年にはプロの別れさせ屋の介在を通して、ある中年夫婦と若い女性の三角関係に焦点を当てたドキュメンタリー映画の『愛の名の下に(原題:以愛之名 Mistress Dispeller)』が、2024年11月23日から開催の第25回 東京フィルメックス(2024)特別招待作品として上映されました。 こちらの作品は中国・アメリカ合作であり、別れさせ屋という仕事が世界的に存在していることも伺えます。
ハートブレイカー(英題:Heartbreaker)
まずは2010年公開の『ハートブレイカー(英題:Heartbreaker)』をご紹介いたします。
この映画は、別れさせ屋として失敗したことのない主人公アレックスが、10日後にモナコでイギリス人青年実業家と結婚することになっているジュリエットという女性の結婚を破談にするという依頼を請けるところからスタートします。 しかし、対象者であるジュリエットは身持ちが固く非常に手強い相手であり、タイムリミットが迫る中、アレックスは次第に彼女に惹かれるようになる…というロマンティックコメディ作品となっております。
The Breaker Upperers
2018年公開の『The Breaker Upperers』はまだ日本国内では公開されておらず、今後の公開も未定となっておりますが、内容としては別れさせ屋の女性工作員2人の友情や恋愛などを描いたコメディ作品になっております。
実はこの『The Breaker Upperers』にはちょっとした凄いところがありまして、製作総指揮がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の『ソー ラグナロク(邦題マイティ・ソー バトルロイヤル)』『ソー:ラブ&サンダー』の監督である、タイカ・ワイティティ氏なのです。
タイカ・ワイティティ氏の監督作品となる『ソー ラグナロク(邦題マイティ・ソー バトルロイヤル)』は非常に高い評価を得ております(『ソー:ラブ&サンダー』はいまいちな評価でしたが……)ので、『The Breaker Upperers』も気になるところです。
愛の名の下に(原題:Mistress Dispeller 以愛之名)
『愛の名の下に(原題:Mistress Dispeller 以愛之名)』は2024年・第25回東京フィルメックスの特別招待作品として上映された作品です。 先ほども述べましたが、中国・アメリカ合作の作品となります。
日本では第25回 東京フィルメックス(2024)特別招待作品として上映されましたが、海外では第81回ヴェネツィア国際映画祭でワールドプレミア上映され、2024年トロント国際映画祭でも上映されております。 ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で上映された際は、アジア映画を対象としたNETPAC賞を受賞しました。
この作品はフィクションではなくドキュメンタリー作品で、中国に住む女性が夫の不倫関係を解消するためにプロの別れさせ屋を雇った際の話となります。 「事実とは異なる目的を伝えてカメラを回し、後から本当の目的を伝えて同意を得る」という手段で撮影を行ったようで、この点に少し引っかかる方もいらっしゃるようですが、作品としてはかなり評判が良いので気になる方は何かの機会に是非ご覧ください。
フィクションの別れさせ屋はフィクションに過ぎません

今回のコラムでは別れさせ屋を題材とした映画やドラマのご紹介をさせていただきましたが、実は別れさせ屋という仕事は日本だけでなく、世界各地にあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
なお、実際の別れさせ屋には映画やドラマのような華やかさやかっこよさは微塵もなく、世間的には黒寄りのグレーなアンダーグラウンドの仕事として見られますので、映画やドラマの活躍に憧れたという理由で別れさせ屋の調査員や工作員を目指すのは止めた方がよろしいでしょう。
今回のコラム著者・別れさせ屋フリーダム工作員の情報
別れさせ屋フリーダムに入社して3年目の工作員。彼氏の影響で映画やアニメ、特撮、ゲームなどに詳しく、対象者がそういった趣味を持つ人間の場合に選ばれることが多い。最近はスパイダーマンの新作映画のため、彼氏に過去作を全て復習させられたとのこと。
別れさせ屋フリーダムのトップぺージはこちら
関連キーワード
- #別れさせ屋
- #雑学
恋愛問題の解決・恋愛進展のサポート
© 2007-2025 別れさせ屋フリーダム All Rights Reserved