NHKでも特集されたDNA婚活
■別れさせ屋フリーダム所属工作員 鈴木
最近ちらほら耳にするようになってきましたが、皆様はDNA婚活という新たな婚活サービスをご存知でしょうか。 2018年11月13日火曜日のNHK「おはよう日本」けさのクローズアップで特集もされておりました。
別れさせ屋フリーダム所属工作員によるコラム第75回は、この「NHKでも特集されたDNA婚活」について書かせていただこうと思っております。
DNA婚活サービスとは
DNA婚活サービスとは、その名のとおり男女の遺伝子レベルでの相性の良さを基にして、お見合いや交際を勧める新たな婚活サービスです。 私が調べたところでは、このDNA婚活サービスを行っている会社は1社だけではなく、現在のところ4社程度が行っているようです。
流れとしては、入会して遺伝子採取および解析、その後にDNAの解析結果に基づいた相手を紹介という流れの様です。 NHKでの放送終了後にSNSでの反応を見たところ、まるでSFの世界のようだとも言われておりました。
DNA婚活サービスを利用した方の声
NHKの特集に出ていた20代の女性は「早めに良い人と会って、早めに幸せな生活を送るのが重要。時間を無駄にしたくない」と語っており、もう1名の女性(年齢不詳)は「仲良くなれるかどうかって、会わないと分からないが、何度も会ってから違ったっていうときの辛い思いをDNA婚活ならをしなくて済むのかな」と語っておりました。
年齢不詳の女性については、実際にDNA婚活サービスで勧められた男性と出会うシーンも放送されており、その際には「話しやすい。仲良くなれそう」とDNA婚活への手応えを感じていた様子でした。
これは別れさせ屋の工作員という立場でなく、一視聴者として放送を観た人間の感想ですが、合コンや街コンなどでの出会いでうまくいかなかった人や、合コンや街コンでの空振りの多さに辟易したり、疲れてしまった人が、確実に良い人と出会うために使っているサービスがDNA婚活であるといった印象を受けました。
合コンや街コンといった漠然とした「良い人がいたらいいな」といった出会いではなく、無駄になるリスクを最小限にした希望の人物との出会いという点では、DNA婚活サービスは別れさせ屋の「出会い・お付き合い工作」に近いとも言えます。
別れさせ屋の工作員として考えると……
NHKの特集に出演していた、こういった恋愛問題においてDNAを異常に重視したりするタイプを別れさせ屋における何らかの工作対象者として考えてみますと、正直なところ、別れさせ屋の工作員としては非常に面倒でやりにくい相手と言えます。
過去に血液型性格診断が流行ったときにもあったのですが、「あー、この血液型だと相性悪いね」と、いきなり心の壁を作ってくるようなタイプがいましたが、NHKの特集に出演していた女性もそういったタイプに見受けられました。
恋愛や結婚はDNAが全てではない
多くの方は分かっていることであると思いますが、恋愛や人の相性はDNAだけで決まるような簡単なものではございません。
同じくNHKの特集に登場した情報通信研究機構の山元大輔上席研究員も「(恋愛や夫婦の)関係が長続きするかどうかは、様々な要素が絡んでいる。DNAの相性は参考情報程度にするべきではないか」と話していましたし、DNA婚活で結婚したというご夫妻も「一緒に暮らすと、関西人と関東人ということもあって、些細な言葉のニュアンスの違いなどでケンカになることも多かった」と語っていました。
別れさせ屋の工作員として色々な人物と接触し、会話をしてきたからこそはっきりと言えることなのですが、人の性格というものはDNAが全てではございません。 それまでに生きてきた中で経験したこと、その中で出会った趣味、好きな食べ物など、人生と積み重ねてきた時間がその人を形成しているのです。
効率を求めてDNA婚活をしていることが報道から伺えましたが、恋愛において効率を求めすぎたり、DNAでの相性に信頼を置きすぎてしまいますと、逆に効率が悪くなってしまうこともあるかもしれません。 「早く結婚したい!」と、NHKの特集に出演していた20代の女性は語っていましたが、長い時間共に過ごすために必要なことは、自分と相手のDNAを見ることではなく、お互いに相手の性格、人柄を受け入れ、互いを思いやっていくことであると、別れさせ屋の工作員として色々なカップルや夫婦に接してきた私は考えます。
辛口な意見となりますが、結婚までの恋愛で苦労したくないという人は、そもそも結婚に向いていないと思います。 恋愛は楽しいことが多めですが、結婚したり、同居してからは恋愛のときとは異なる大変なことも多くございます。
別れさせ屋業界にも新サービスはないのか
別れさせ屋の工作員という、自称「恋愛のプロ」という立場から何だかんだと否定的な意見を言ってしまいましたが、新たな目玉サービスを作り出していく婚活業界の姿勢には学ぶべきところが多くございます。
別れさせ屋業界は、おそらく黎明期から今に至るまで、「別れさせ工作」「別れ工作」「復縁工作」「出会い工作」の4つのサービスを主軸としており、ほとんど新サービスや既存のサービスを大きく発展させたようなものがございません。 他社さんについて完全に把握している訳ではないのでおそらくとはなりますが、別れさせ屋業界の新サービスとして言えるものがあるとすれば、弊社フリーダムがご提案している、「養育実績工作」と、「ビジネス工作」程度でしょうか。
そのあたりが、近年別れさせ屋業界が良い意味で大きく話題になるようなことがなく、停滞してしまっている要因の一つなのかもしれません。
今回のコラム著者情報
工作員 鈴木
別れさせ屋フリーダムに入社して5年目の工作員で元キャバ嬢。年上キラーのため、家庭持ちの男性を対象者とした案件に関わることが多い。学生時代はソフトボール部で活躍していたため、野球やサッカーなど様々なスポーツにも詳しく、そのあたりも工作業務に役立っている。
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