

地方でお勧めの別れさせ屋はあるかというご質問
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■別れさせ屋フリーダム所属調査員 久野
別れさせ屋フリーダムは、離島を含む日本全国のご案件に対応しております。 弊社は長年の実績と豊富な経験により、日本全国どこでも変わらぬサービスを提供しておりますが、日々多数のご相談をいただく中で、地方にお住まいの方から「地方なのですが、この地域には対応していますか?」 「遠方なのですが、こちらに対応しているお勧めの別れさせ屋を紹介していただけませんか?」といったようなご質問をいただくことがございます。
このような疑問・質問は、地方在住で別れさせ屋の利用を検討している方にとっては切実なものだと思われます。 例えば、依頼対象地域が別れさせ屋の本社所在地から遠方に位置する場合、交通費や宿泊費といった経費が大きくなることが懸念されます。 そのため、地方在住の方は「地元に対応できるお勧めの別れさせ屋」を探したくなるのも自然な流れです。
しかし、ここで一度、冷静に考えていただきたいポイントがございます。 「地方でお勧めの別れさせ屋はあるか?」というご質問については、単純に他社を紹介することや、評判に基づいてお勧めするという行為に、多くの問題が含まれている可能性があるのです。
今回のコラムは「地方でお勧めの別れさせ屋はあるかというご質問」について掘り下げて詳しく解説してまいります。
同業者がお勧めの別れさせ屋を知っているのか?

地方で評判が良い別れさせ屋を探す際、「同業者なら他社の評判や実力を知っているだろう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。 実際、弊社別れさせ屋フリーダムでも「この業者は成功率が高いから安心ですよ」「評判が良いのでお勧めです」といった情報を相談時に別の会社からから聞いたという声も耳にします。 しかし、ここで一度立ち止まっていただきたいのです。
同じ別れさせ屋だからと言って、本当に同業者が他社の成功率や評判を正確に把握できるのでしょうか? 「成功率が高い」「評判が良い」といった理由で他社をお勧めすることは、一見もっともらしく聞こえるかもしれませんが、その情報源には多くの疑問が残ります。
他社の成功率や実績はどのような経路で得た情報なのか? 「評判が良い」とされる根拠は本当に信頼に値するものなのか? 別れさせ屋という業界では、基本的に守秘義務や機密保持が厳格に求められるため、他社の内情や成功率を知ることは極めて困難です。
お勧めできる別れさせ屋というものは「成功率が高い」「評判が良い」といったものとなると思われますが、自社以外の別れさせ屋の成功率を知る経路は「他社に在籍していたことがある調査員や工作員がいる」もしくは「他社から直接情報を貰う」のどちらか程度となり、「評判が良い」と知る経路は「お問い合わせ時のご相談者様からの情報」、もしくは「インターネット上での評判」程度となります。
もし他社の情報を知っているという場合は、その情報の経路や信頼性自体に問題がある可能性も否定できません。 また、評判についても「Googleマップなどの口コミ」や「ランキングサイト」が一般的な情報源になりますが、これらは本当に客観的で正確なものなのか、慎重に見極める必要がございます。
ここからは前述させていただいたそれぞれの情報元、経路について一つずつ問題点を指摘していきたいと思います。
成功率が高いからお勧めできるという情報について

この情報を他の別れさせ屋が知っている、そしてそれを簡単にご相談者様に話してしまうということは色々とおかしく、非常に問題のあることです。
探偵業届出を出している別れさせ屋であれば法的に守秘義務がございますし、そこから考えれば探偵業届出を提出している別れさせ屋は社員と機密保持誓約を結んでいるべきです。 であるにも拘わらず、ある別れさせ屋が「他社に在籍していたことがある社員がおり、その人物から聞いた」、「他社と仲が良くそちらの会社の人物から聞いた」という理由で他の会社の成功率を知っており、それを理由として「この会社が成功率が高いのでお勧めですよ」と言えるということは、その会社の守秘義務と機密保持誓約は守られておりませんし、それを軽々しく「お勧めの別れさせ屋」として伝えてしまう側にも問題がございます。
どちらの別れさせ屋も守秘義務および機密保持誓約いうものを軽く考えていると言えますし、そういった会社が伝える「客観的に証明できるものはない他社の成功率」というものを本当に信用できるかどうか、冷静にお考えいただきたいと思います。
評判が良いからお勧めできるという情報について

こちらの情報についても、「他のご相談者様から聞いた」ということであれば、その別れさせ屋は先ほどと同じく守秘義務というものを軽く考えております。
また、「何故評判が良い別れさせ屋を知っているのに、そのご相談者様はその会社に相談をしてきたのか」という根本的な疑問が残ります。 過去にその別れさせ屋で成功したということであれば、わざわざ別の会社に相談する必要もございませんし、比較検討のためということであればそのご相談者様もどこかで仕入れた情報となりますので、「他のご相談者様から聞いた」と別れさせ屋がさらに他のご相談者様に伝えるとなると「また聞きのまた聞き」という非常にあやふやな情報になってしまいます。
また、「インターネット上での評判」については、弊社別れさせ屋フリーダム以外でも警鐘を鳴らしている会社もいくつかございますが、昨今は一部の別れさせ屋による自作自演の情報ばかりになってしまっております。 安易な方法での広告を考えた自作自演の掲示板への書き込み、誰が作ったのか分からず、順位付けの根拠も不明、さらにはよく読むと「PR」と書かれているような広告に過ぎない別れさせ屋ランキングサイトなどです。
このようにどちらの経路であっても「評判が良い」という情報は明確な根拠がなく、信頼性はゼロに等しい情報ということです。
そもそも別れさせ屋は「営利企業」です

まず大前提として、別れさせ屋は営利企業であって、ボランティアや慈善事業ではございません。 昨今では、多くの別れさせ屋が「日本全国対応」を掲げており、意外なほどに競争が激しい市場になっております。 そのため、わざわざ自社の多額の売上や利益を犠牲にしてまで、ライバル企業を「お勧めの別れさせ屋」として紹介することは現実的ではございません。 もしもそのような行為があった場合、裏に何らかの理由があると考えるのが自然でしょう。
何かの理由で「代表者同士が仲がいい」「独立した元社員など、昔からの知り合い」という程度であれば大きな問題ないのかもしれません。 ただ、それも紹介先が必ず相談者の利益になるのかは別問題です。 また、紹介先の別れさせ屋も、実は名義を使い分けているだけで、関わっている人間は同じという可能性もございます。
簡単に「この会社はお勧めですよ!」と他社を紹介してくる別れさせ屋と、紹介された側の別れさせ屋にはくれぐれもご注意ください。 弊社別れさせ屋フリーダムは、例えご相談時に聞かれたとしても、無責任に他社のことについて回答することは一切ございません。
今回のコラム著者・別れさせ屋フリーダム調査員の情報
別れさせ屋フリーダムに入社して5年目の調査員。影が薄く地味という別れさせ屋の調査員や興信所の探偵が天職のような人間と評されるが、本人的には複雑な気分。趣味は散歩と食べ歩き。出張大好き人間でご当地の美味い食べ物を求めて遠方の案件や珍しい土地の案件に関わりたがる。
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