

カニメンタル
■別れさせ屋フリーダム所属工作員 河西
別れさせ屋フリーダム調査員・工作員コラム第139回は、今までで一番内容が想像しにくいコラムタイトルになっております。 一応上司に確認したところ「インパクトがあっていいと思うよ」とあっさり許可が出ましたので、こういうタイトルにさせていただきました。
流石に第139回ともなりますと、単純に別れさせ屋に直結するような話はほとんど書かれてしまっております。 そのため今回のコラムネタに困っていましたが、数か月前まで私自身がフィリピン人を対象者とした特殊恋愛工作に参加していたということから今回のコラムの内容を思い付きました。
フィリピン人を対象者とした別れさせ屋へのご依頼について
何故フィリピン人に特殊恋愛工作を行っていたという点からコラムタイトルが「カニメンタル」になったのかということは後述しますが、弊社別れさせ屋フリーダムではフィリピン人に対する特殊恋愛工作のご依頼は、おそらく意外に思われるほど多くございます。
海外でのご案件は別れさせ屋業界全体で見ても多くはありませんが、フィリピン人に関しては「フィリピンパブの女性に本気になってしまった夫を別れさせてほしい」「フィリピン人の女性にお金を渡している夫をどうにかしてほしい」など、定期的に日本国内のフィリピン人を対象者としたご相談とご依頼があるのです。
各社の個別案件数は分かりかねますが、別れさせ屋業界全体として一定数「フィリピン人と別れさせてほしい」というご相談とご依頼が存在していると言えるでしょう。
クラブメンタリティ(Crab mentality)とは
インパクト重視で別れさせ屋フリーダム調査員・工作員コラムのタイトルは「カニメンタル」とさせていただきましたが、正しくは英語で「Crab mentality」と言います。 翻訳に関しては表記揺れがあり、私が調べたところではカニバケツ効果、カニバケツ現象、カニ脳なととも書かれておりました。
これはカニをバケツの中に入れると見られるカニの行動を基にした言葉であり、1匹だけのカニなら問題なく逃げられるものの、2匹以上のカニになると互いの足を引っ張り合って引きずり下ろすために、結局どちらも逃げられないというところから発生しました。 意味はそのまま「人の足を引っ張ろうとする心理や考え方」になります。
人間関係などで足を引っ張る人物に対して使われ、「What a crab mentality you have!」(君はすごいカニメンタルの持ち主だね!)など嫌味のように言われることもあります。
この「Crab mentality」という言葉はフィリピン人作家Ninotchka Rosca氏が最初に取り上げたと言われており、フィリピン人の悪い面を表す言葉としてフィリピンでは非常に有名な言葉のようです。 そのため「Crab mentality」という言葉は、フィリピン人が自己分析として国民性を説明するときに悪い点として挙げることもあります。
周囲にクラブメンタリティを持つ人はいませんか?
自分の周囲にクラブメンタリティを持つ人物がいると大変です。 勉学、スポーツ、仕事で良い結果が出そうになる度に足を引っ張られてしまいます。 クラブメンタリティを持つ人物は切磋琢磨できようなライバル関係とは縁遠く、傍に居ることがデメリットにしかなりません。
弊社別れさせ屋フリーダムにおいては今のところクラブメンタリティを持つ人物に出会っておりませんが、チームとしてご依頼の成功を目指すことが別れさせ屋という会社の収益、チーム全体の評価、そして個人の歩合(給料)にとって肝心なことなのでお互いに足を引っ張る意味がないとも言えます。
しかし、残念ながら別れさせ屋業界全体で見ますと、「クラブメンタリティを持つ会社」は散見されます。 その会社から独立する形で新たに別れさせ屋を始めた人物と会社に対して「あいつは使えない人間だった。依頼者とトラブルばかり起こしていた」と真偽不明かつ証拠もないことをウェブサイトに書いていた会社もありました。
こういった行為は、ただその人物とその会社の足を引っ張るだけでなく、全く証拠のない情報でご相談者様・ご依頼者様に悪い印象の先入観を植え付け、別れさせ屋選びの選択を減らしてしまうことにも繋がります。 もしかしたらそちらの別れさせ屋の方が良い提案だったかもしれないのに、「そういうことなら時間もないし、相談も止めておこうか……」と判断する方がいないとは限りません。
全てが自己中心的で、元社員どころかご依頼者様のことも全く考えていない行為です。
先ほどクラブメンタリティの説明で書いたことですが、「互いの足を引っ張り合って引きずり下ろすために、結局どちらのカニも逃げられない」ように、別れさせ屋業界もお互いの足を引っ張るばかりではご相談者様やご依頼様の不信感が高まり、業界全体の信用が無くなってしまうことでしょう。
別れさせ屋フリーダムで働く私個人の考えですが、別れさせ屋業界全体がレベルや評価を上げて安心感のある業界に変わっていくことが、各会社にとって最もメリットがあることのように思います。
今回のコラム著者情報
工作員 河西
別れさせ屋フリーダムに入社して6年目の工作員。ホストと介護を経験してから別れさせ屋の工作員になった。ホストの経験を活かしたトーク力のレベルは高く、かなりのイケメンというほどではないが別れさせ屋の仕事においても成功率はかなり高い。
関連キーワード
恋愛問題の解決・恋愛進展のサポート
© 2007-2025 別れさせ屋フリーダム All Rights Reserved