別れさせ屋コラム｜業務とお酒に関するお話

仕事中にお酒を飲む仕事

■別れさせ屋フリーダム所属工作員 鈴木

世の中には実に様々な仕事があります。

弊社のような別れさせ屋という仕事も世間的にあまり知られている仕事ではございませんので、存在すら知らないという方や、反社会的組織が運営している違法な業種という間違った印象を抱いている方もいらっしゃるでしょう。

そして弊社のような別れさせ屋を含め、「仕事中にお酒を飲む」という一般的な会社員からすれば、あり得ないようなことをしている仕事もいくつか存在しております。

世の中に数多く存在している、仕事中にお酒を飲む仕事

例えばバーテンダーです。

カクテルをお客さんに頼まれて作ることもあるバーテンダーですが、その際に味見としてほんの少しですが作ったカクテルを一舐めすることがあります。 若手であればそういった際にベテランが少し多めに作ったカクテルを勉強のために飲むようなこともありますし、何かの際にお客さんに奢られる形で一緒に飲むようなこともあるでしょう。

もっと分かりやすくお酒を飲む仕事であれば、コロナ下でもよく話題になる「接待を伴う飲食店」ことキャバクラやスナック、ホストクラブで働くキャバ嬢やホストが挙げられます。

こういった職業はお客さんのお金でお酒を飲むこと自体が自分の給料アップや評価に直結する特殊な仕事ですので、ホストに至っては限界を超えて飲んで吐いたり、潰れたりするほどお酒を飲むこともあります。

そして私たち別れさせ屋の工作員も、仕事中にお酒を飲むことがある仕事です。

対象者に接触する際にガードが甘くなる場として居酒屋を選ぶこともありますし、関係を築いた対象者と一緒に飲みに行くような機会もあります。 さらに、場合によっては対象者がキャバクラで働く女性やホストクラブのホストということもあり、工作すること自体がそういったお店に行くことであったりということもあるのです。

お酒に強いことも別れさせ屋の工作員に向いている特性の一つ

当然と言えば当然のことですが、こういったお酒が仕事に密接に絡んでいる職業は、別れさせ屋の工作員も含めて「お酒に強い」ということだけでも、その点は間違いなくその仕事に向いていると言えます。

特に弊社フリーダムのような別れさせ屋で働く工作員はそういった職業の中でも難しい点があり、対象者次第ではキャバクラのように「あまり多くのお酒は飲まない」ということが無理な現場であることがあり、ホストクラブのように酔ってしまったときにフォローしてくれる仲間がいないということもあります。

そして何より重要なことは、別れさせ屋の工作員の場合には、酔ったからと言って口を滑らせて喋ってしまうと致命的なことになってしまう、ご依頼に関する情報を持っていることもあるということです。

直接「自分は別れさせ屋の工作員です！○○さんから依頼を請けました！」と喋ってしまうようなことがなくても、事前調査で知った、本来であれば知らないはずの情報をうっかり喋ってしまうことなども考えられ、そこに違和感を抱いた対象者から最終的には別れさせ屋への依頼が発覚してしまうこともあります。

事実として、過去に弊社フリーダムに寄せられたご相談の中には、「他の別れさせ屋に依頼をしていたが、酔った工作員が口を滑らせたことで対象者に依頼が発覚してしまった」というものもございました。

酒は飲んでも飲まれるな

「酒は飲んでも飲まれるな」という有名なことわざがありますが、バーテンダー、キャバ嬢、ホスト、そして別れさせ屋の工作員にように、仕事中にお酒を飲むことがある仕事は普通の人以上にそれを肝に銘じておかなければならないでしょう。

別れさせ屋への様々な依頼においては、酒豪の多い都道府県での工作などでは対象者にお酒を勧められることもありますが、そこを断ってしまったら対象者への印象が良くないだろうという場面も絶対にあります。 また、対象者がかなり酔っていて自分（工作員）は酔っていないというときは、工作の大きなチャンスでもあります。

弊社別れさせ屋フリーダムで働く元自衛隊員の工作員は、自衛隊在職中に吐きたいときに吐けるようになったのが役に立っていると言っておりました。 迷わず飲む、そして隙を見て吐いておくというのも別れさせ屋で働く工作員の一つのスキルなのかもしれません。

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