

フィクションの探偵と現実の探偵
最終更新日
■別れさせ屋フリーダム所属調査員 山岡
こちらのページをご覧の皆様、初めまして。 別れさせ屋フリーダム所属調査員と工作員によるコラム第1回を任されました調査員山岡でございます。
別れさせ屋フリーダムのサイトに掲載されるコラム第1回ということなので、内容については色々迷いました。 しかしやはり初回なら初回らしい内容にしようと思い、「フィクションの探偵と現実の探偵(別れさせ屋の調査員を含む)」でお送りしたいと思います。
「別れさせ屋」という言葉を初めて耳にする方もいらっしゃるかもしれません。 元は業界内の特定の人間関係を意図的に解消するなどの恋愛問題解決サービスを提供している会社を別れさせ屋と言います。 当社別れさせ屋フリーダムも、その名のとおり、別れさせたい相手との関係を円満に、そしてスムーズに解消するなどのお手伝いをさせていただいております。
本コラムでは、別れさせ屋の調査員や探偵が日々どのような業務を行っているのか分かりやすく解説いたしますので、皆様に少しでも当業界への理解を深めていただければと思います。 ただ、フィクションで描かれる華やかな探偵像とは異なり、実際の探偵業務は地道で辛い面が多いのが現実ですので探偵に夢を抱いている方には少し厳しい内容かもしれません。 初回のコラムということで、至らない部分もあるかもしれませんが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
それでは、フィクションの探偵と現実の探偵(別れさせ屋の調査員)の違いについて詳しく見ていきましょう。
フィクションにおける探偵の姿とは?

フィクションの探偵と言えば、主に個性的な服装と警察との協力関係、事件解決のための推理を行うイメージがあるでしょう。
フィクションの探偵といえば海外、国内を問わず、小説、映画、ドラマ、マンガと様々な媒体において有名な探偵のキャラクターがおります。
海外であればアーサー・コナン・ドイルが生み出した名探偵シャーロック・ホームズ。 レイモンド・チャンドラーが生み出したハードボイルド小説の探偵であるフィリップ・マーロウ。 アガサ・クリスティが生み出したエルキュール・ポアロや、同じくアガサ・クリスティが生み出した、厳密には探偵ではないものの作中では名探偵として扱われるミス・マープル。 近年ではベネディクト・カンバーバッチが探偵を演じる『SHERLOCK(シャーロック)』という、前述のシャーロック・ホームズを基にした海外ドラマもございます。
一方国内では、江戸川乱歩が生み出した明智小五郎や横溝正史が生み出した金田一耕助、マンガでは名探偵コナンに登場する毛利小五郎、ドラマでは『仮探偵はBARにいる』の大泉洋演じる主役や『仮面ライダーW』の主人公である左翔太郎などなど。
そういえば「別れさせ屋」というドラマが放送されたこともございました。(視聴率の不振で1話削られたりしましたが……)
実際の「探偵」(別れさせ屋の調査員含む)の姿とは?

現実の探偵と言いますと、地味な服装、警察とはそんなに関係が良くない、推理はしない、となります。
フィクションの探偵は殺人事件などに出くわして推理を行ったりしますが、その過程で警察とは協力関係になったりします。 しかし、実際には小説などでよく見られる「推理」は現実の探偵における業務にはならないのです。 ちなみに、弊社フリーダムのような別れさせ屋が行う様々な特殊恋愛工作自体も、日本の法律で言うところの「探偵業務」には含まれません。
日本の探偵は、探偵業法の制定によって、探偵業務とは「人(法人又は個人)からの依頼を受けて、対価を受け取り、面接による聞込み、尾行、張込み、その他これらに類する方法により、特定人の所在又は行動についての情報を収集し、その結果を依頼者に報告するもの」と定義されました。
つまり、「聞き込み、尾行、張り込み」の3つが日本の探偵の主な仕事になるのです。
別れさせ屋の場合は、特殊恋愛工作を行う準備となる事前調査の方法が「尾行、張り込み」になるので、管轄の公安委員会に探偵業の届出を提出して、調査員(探偵)を雇用しているわけですね。
日本における現実的な探偵のお仕事といいますと、浮気調査や盗聴器の調査などを行う一般的な興信所や探偵事務所に所属する探偵、ペット探しをするペット専門探偵、そして我々のような別れさせ屋に所属して不倫相手や浮気相手の特定をしたり、行動を調査する調査員(探偵)といったところでしょうか。
興信所に所属する探偵と別れさせ屋の調査員の違いとは?
実は、一般的な興信所の探偵と別れさせ屋に所属する調査員の仕事は似通っている部分が多くございます。 別れさせ屋の調査員も前述のとおり、不倫相手や浮気相手の特定をしたり、対象者の行動を調査するからです。 これは一般的な浮気調査や行動調査と変わるところはほとんどございません。
一般的な興信所に所属する探偵と、様々なサービスをご提供している当社別れさせ屋フリーダムの調査員の業務内容は多岐にわたります。 例えば、単純な対象者の素行調査、企業の信用調査、従業員の不正調査、さらには婚前調査などです。 一方で、一般的な別れさせ屋に所属する調査員の主な業務は、主に恋愛工作の事前調査に集中しています。 浮気相手や不倫相手の特定、対象者の行動調査など、後の恋愛工作に特化した内容となっているのです。 ただ、基本的に「張り込みと尾行」という部分は変わりません。
ペット探しをする探偵は少し毛色が異なりますが、一般的な興信所や別れさせ屋に所属する大半の探偵の仕事とは、調査開始時刻から張り込みを行い、もし対象者がでてきたら尾行、キリの良いところで調査を終了し、調査報告書を作る。 そんな感じです。
探偵は現実には辛いことが多めの仕事

このように実際の探偵は、フィクションの探偵のように華々しい活躍をしたり、警察と協力したりなんてこととは無縁です。 むしろ、場合によっては不審者として通報されていまい、警察に職務質問されたり、署までご同行を願われます。
さらに、別れさせ屋の事前調査も興信所の一般調査も、「結果が全て」のお仕事です。 何かどうにもならない事情があって尾行を失敗したとしても、その事情はご依頼人様には関係ありません。 大抵は「高いお金払って依頼をしてるのに、失敗とはどういうことだ!」とお叱りを受けます。 ごもっともです。 ついでに、現実の探偵は、フィクションのようにカッコよくもありませんし、社会的評価も高くありません。
むしろ、探偵も別れさせ屋の調査員も「胡散臭い仕事」と思われがちなのでどちらかというと低い方です。 特に別れさせ屋は超が付くほど胡散臭いので最底辺に位置すると思います。
このように現実に興信所や別れさせ屋で働く探偵のお仕事は辛いことや厳しいことが大半なのです。 フィクションの探偵と現実の探偵の違いはお分かりいただけたでしょうか。
今回のコラム著者・別れさせ屋フリーダム調査員の情報
別れさせ屋フリーダムに入社して8年目の調査員。体力と技術をバランスよく兼ね備えており、社内の信頼も厚い。しかし割と運が悪く、事前情報からは分からなかったリスクが高めな現場や対象者に当たりがち。また、調査中に偶然自分の彼女の浮気現場を見かける悲惨な事件も発生。
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