別れさせ屋コラム|尾行が難しい場所と状況について

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尾行が難しい場所と状況

最終更新日

■別れさせ屋フリーダム所属調査員 篠田

別れさせ屋フリーダム所属調査員と工作員によるコラム第3回担当の調査員篠田です。

やはり、探偵(別れさせ屋の調査員)といえば尾行と張り込みです。 今回のコラムでは、そういった尾行について、別れさせ屋フリーダムで調査員をやっている私が「あー、これは尾行がやりにくいなー……」と思う場所と状況について書きます。 なお、私は関東担当の調査員ですので都市部の話が多めとなります。

駅での乗り換えは、一瞬にして対象者を見失う危険あり

電車と駅は一瞬目を離しただけで尾行が失敗することも。

まず都市部で尾行を失敗しやすい場所と言えば、乗り換えの多い大きな駅です。

時間帯が出勤ラッシュ・帰宅ラッシュだとさらに難度が上がります。 出勤ラッシュ・帰宅ラッシュの時間帯においては、対象者のすぐ近くにいないと階段や乗り換えの際に人混みに捕まってしまい、一気に引き離されて見失ってしまうこともあります。

対象者に近いという状況は、どうしても顔を覚えられるリスクがあり、その場をしのいでも長期的には尾行の発覚に繋がる可能性があります。 そのため、できれば探偵(別れさせ屋の調査員)としては回避したいものあり、特に長期になりそうな案件であればなおさらです。

しかし、前述の出勤ラッシュ・帰宅ラッシュの時間帯においては、少し離れての尾行が尾行失敗を引き起こすこともあるので、押すべきところは押していく強気さも重要です。

どうしても対象者との距離が近くなるエレベーター

どうしても対象者と距離が近くなるエレベーター。

次に厄介なのがエレベーターです。

これも一緒に乗り込むと至近距離で顔を覚えられる可能性があり、そこから尾行の発覚を促しますので、できれば探偵(別れさせ屋の調査員)としては対象者と乗り込むことは回避したいところ。 ですので、対象者1人でエレベーターに乗ったことが確認できれば、1人の探偵(別れさせ屋の調査員)がエスカレーターや階段で追っていき、もう1人の探偵(別れさせ屋の調査員)がエレベーターが停止した階(対象者が降りた階)を確認して連絡をするという形で追うこともあります。

しかし、大きな町のデパートなどでは対象者を含めて5、6人が乗り込むこともあります。 そういった場合は対象者の降りる階はわかりませんので、対象者以外の背に隠れたりとなるべく目立たない形で同乗します。

とにかく厄介、デパート

探偵的に厄介なことだらけのデパート。

そして別れさせ屋の調査員として働く私が、個人的に駅よりも厄介だと思う場所は、エレベーターのときにも触れたデパートです。

何が厄介かと言いますと、まず棚や柱、テナントを仕切る壁が多くて視界が悪い。 尾行がバレにくいのはいいのですが、追っているこちら側も対象者を見にくい。 それに加えて様々な出口が多い。 各テナントに3つくらいの出口があったり、さらにエスカレーターが数カ所、エレベーターが数カ所あるような場合があります。 探偵(別れさせ屋の調査員)が気付いていなかったり、想定していなかった出口から対象者が出て、そちら側にあるエスカレーターで降りられたら、もう尾行失敗です。 気付いたときには対象者がいません。

都内でよくある、似たような施設としては、ドン・キホーテやヴィレッジ・バンガードや大きなスーパーなども挙げられます。

店員さんの行動も危険

尾行におけるデパートの厄介さはこれに留まりません。 店員の行動も問題です。

やたらフレンドリーな服屋の店員さんいますよね。 服を選んでいる対象者が見える位置でウロウロしていたりすると、「あそこでずっと待ってる方、お友達(彼氏)さんですかー?」みたいなことを言われかねません。

こういった発言を対象者にされてしまうと、これはもう探偵(別れさせ屋の調査員)としては、尾行発覚に繋がる致命傷を負ってしまいます。

長時間居られないフロアの存在

まだデパートには厄介な点があります。

それは紳士服階・婦人服階など、異性が長時間いることが違和感となり、尾行の発覚に繋がってしまう場所が存在することです。 街中の服屋であれば出口が見える場所で待っていればいいのですが、デパートはフロア全体が紳士服階・婦人服階であったりします。

男性の探偵(別れさせ屋の調査員)だけで尾行していて、婦人服階、特に下着売り場あたりに行かれてしまうと、これはとても厳しい状況です。

さらに、対象者の行動も予測しにくい

探偵や別れさせ屋の調査員は常に対象者の行動を予測して動く。

まだまだデパートには尾行時の問題があります。 それは対象者の行動です。 デパートに行くと、狭い店内の様々なテナントをウロウロしてショッピングをしませんか?

これが問題です。 店を出て右にちょっと歩いたと思ったら急に振り向いて当初の左に歩き始める対象者。 おっと危ないと思って2歩追ったらまた急に振り向いて右に歩き始める。 こういうことがあります。

これを繰り返してしまうと、「あれ?この人振り向くといつもいるな?」と対象者に思わせてしまい、尾行発覚へと繋がります。

実はこれと同じ状況はデパート以外、駅や街中、公園でも起こります。 それは、対象者が友達や浮気相手などの知り合いと待ち合わせをしており、相手が先に到着しているという状況。 皆さんは、上記の状況で、待ち合わせ相手と電話をしながら「え?そっちにいたの?もう通り過ぎちゃったから戻るね」と、今まで来た道を戻った経験はありませんか?

こういった動きの読めない状況は探偵(別れさせ屋の調査員)としては、非常に尾行がやりにくいものなのです。

尾行は意外と難しい

このように、探偵(別れさせ屋の調査員)には、様々な場所や状況でも尾行を行う技術と、対象者に尾行が発覚しない技術、そのような中で写真や動画を撮る技術が求められます。

尾行は誰にでもできそうに思えるかもしれませんが、対象者にバレないように確実に尾行するということは、簡単そうに思えて難しいものなのです。

今回のコラム著者・別れさせ屋フリーダム調査員の情報

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