別れさせ屋にも関係する2つの事件
■別れさせ屋フリーダム所属調査員 篠田
別れさせ屋フリーダム所属調査員の篠田です。 ここ数日の間に、とある2つの事件についての報道がございましたが、どちらの事件も別れさせ屋業界に関係ある内容でした。
そのため、今回のコラム第71回はその「別れさせ屋にも関係する2つの事件」について書かせていただきたいと思います。
ストーカー行為を知りながら住所を教えた探偵が逮捕される
逮捕容疑は5月ごろ、仙台市太白区で、依頼人がストーカー規制法に基づく禁止命令を受けていることを知っていたにもかかわらず、女性の住所を教えた疑い。
まだ「容疑」ではございますが、本当にこの探偵が依頼人がストーカー規制法に基づく禁止命令を受けていることを知っていたのに依頼を請けて女性の住所を教えたのだとしたら、これは探偵として絶対にあってはならないこと、絶対にやってはいけない行為であると思います。
過去に逗子ストーカー殺人事件という事件があり、この事件では、犯人が被害者の結婚後の住所を調べるために探偵に依頼をして、探偵が住所を特定したことが殺人に繋がってしまいました。 ただ、逗子ストーカー殺人事件では依頼人のストーカー行為を知っていて探偵が依頼を請けたという話はなかったはずなので、今回の事件は、より悪質とも言えます。
今回の事件は傷害や殺人には至りませんでしたが、依頼人は探偵に伝えられた住所を基に女性の自宅に押しかけており、一歩間違えば取り返しの付かない被害が出ていた可能性もございました。 「探偵がストーカーの殺人幇助をした」ということになっていてもおかしくなかったほどの事件であると思います。
もう1つの事件についてもご覧いただければ、私の書いていることが決して大げさなことではないとお分かりいただけるでしょう。
女性が刃物で刺されて死亡、容疑者は女性に復縁を迫っていた
女性が男に刺され死亡…復縁巡り警察相談も(日テレNEWS24)
静岡県浜松市の飲食店で1日夜、女性が男に刃物のようなもので刺されて死亡。 2人は以前交際していたが、山口容疑者が復縁を迫ったため、女性が警察に相談。警察は、山口容疑者に警告した上で、定期的に経過観察を行っていたという。
こちらの事件については、偶然同じ店に居合わせたことが原因とみられていますが、ストーカー行為が殺人に至ってしまった事件となります。 こういったストーカーによる傷害事件や殺人事件は、改正ストーカー規制法が施行された今でも定期的に起きており、探偵や別れさせ屋はストーカーからの依頼には特に注意しなければなりません。
別れさせ屋と探偵が注意すべきこと
探偵はストーカーからの住所特定の依頼が主な問題と言えますが、弊社フリーダムのような別れさせ屋はストーカーからの復縁工作と出会い工作が大きな問題となります。 また、別れさせ屋はストーカーからの依頼だけでなく、DV加害者からの復縁工作の相談についても注意が必要です。
弊社別れさせ屋フリーダムの場合には、ストーカー行為を行っている人物と、DV加害者からの依頼については一切の調査と恋愛工作をお断りしております。 しかし、相談時や依頼時に嘘をつかれるというケースも当然ございます。
探偵業法第七条において、「探偵業者は、依頼者と探偵業務を行う契約を締結しようとするときは、当該依頼者から、当該探偵業務に係る調査の結果を犯罪行為、違法な差別的取扱いその他の違法な行為のために用いない旨を示す書面の交付を受けなければならない」とされており、探偵は調査を請ける際、探偵業法届出を行っている別れさせ屋は工作を請ける際に、調査結果を犯罪に用いない旨を示す同意書を書いてもらっていることから免責にはなるのかもしれません。
しかし、だからと言ってストーカーの嘘を見抜こうともせずに依頼を請けてしまっては、ストーカーによる事件は増加する一方になってしまいます。 ストーカーやDV加害者などによる凶悪な事件の発生を防ぐために、この「相談者の嘘」を如何にして見抜くかということが探偵や別れさせ屋に求められているのです。
別れさせ屋フリーダムの対策
別れさせ屋フリーダムではご相談時、ご相談者様に立場と一致しない情報の取得があるなどした際には、「どういった経緯でその情報を得たのか」などをご質問させていただいております。
明確な情報入手経路が判明せず、ストーカー行為による情報入手の可能性が否定できない場合には、如何に強いご要望があろうと、弊社別れさせ屋フリーダムはご依頼をお断りさせていただきます。
また、会社全体として、定期的にストーカー、DV加害者による依頼排除対策の研修も行っております。 別れさせ屋フリーダムは、ストーカーからの依頼、DV加害者からの依頼を絶対お請けしないよう、今後も様々な対策を続けてまいります。
今回のコラム著者情報
調査員 篠田
別れさせ屋フリーダムに入社して4年目の調査員。元自衛官でジム通いと筋トレが趣味だったが、尾行や張り込み時に違和感どころか威圧感を与える可能性があるということで社長から直々にゴリマッチョ禁止令を出された。そのため現在は細マッチョ。筋肉好きの対象者の場合には工作員も担当。
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