別れさせ屋コラム｜業界の会社組織や役職について

別れさせ屋という仕事の会社組織について

■別れさせ屋フリーダム所属調査員 近藤

別れさせ屋という仕事ですが、やはりこれは世間的に見て非常に胡散臭く、裏稼業と見られがちなお仕事です。

そのため、今回の別れさせ屋フリーダム所属調査員コラム第77回は「別れさせ屋という仕事の会社組織について」と題し、別れさせ屋という仕事や会社の実態がどういったものかということについて書かせていただきたと思います。 当然と言えば当然なことなのですが、大半は弊社別れさせ屋フリーダムの会社組織についてのお話となりますので、この点につきましては予めご了承ください。

別れさせ屋は中小企業と個人経営が大半

まず、別れさせ屋業界には、世間で言うレベルの大企業というものは存在しておりません。

「自称大企業」はあるかもしれませんが、そういった別れさせ屋がホームページに掲載している地方相談室や支社についても、実態を調べてみるとレンタル会議室などであることが分かります。 普段はレンタルもしておらず、ご相談者様が来て面談を行う日にレンタルをしておいたり、レンタルだけしておいて人員は常駐いていないといったやり方です。

そのため、別れさせ屋業界の実態としては、中小企業と個人経営、果ては副業としての営業が大半となっております。 何故副業として別れさせ屋を行う人がいるのかと言いますと、現在の別れさせ屋業界での集客の難しさと、それに伴う広告費の増大が原因として挙げられます。

別れさせ屋の数が年々増加しているため、本業として行っていくには広告費との兼ね合いでほとんど利益が出せなかったり、ある程度利益を出すまでの初期投資としての広告費が用意できないといった理由があるのです。 別れさせ屋への依頼料金は、皆様がご存知のとおり数十万円から数百万円と高額ですから、「とりあえず簡単にホームページ制作ソフトで別れさせ屋のウェブサイトだけ作っておいて、運よく依頼が取れれば大儲け！」といった、餌にかかるのを待つようなスタンスで営業している別れさせ屋もあるということです。

別れさせ屋フリーダムの話

そういった別れさせ屋も多いのですが、弊社フリーダムは普通の会社の形態をとっており、社長以下、調査・工作部、営業・広告部、人事部、総務部と組織されており、それぞれが割と独立して動いております。

別れさせ屋という業種ならではの特殊な部署としては調査・工作部が挙げられます。 こちらの調査・工作部は、立ち上げ当初には調査と工作に関して分ける話もあったようなのですが、やはり調査と工作は連携が必要ですし、ご相談担当に関しても、調査と工作両方の知識がなければ的確なご提案できないために、現在の調査・工作部になったという経緯があるようです。

また、こちらの調査・工作部については仕事内容が特殊なため、他の部署とは違った勤務体系になっております。 勤務時間はもちろんですが、出社に関しても直接現場に向かうようなこともあり、一般的な仕事とはかなり毛色が異なっているのではないでしょうか。

その他の営業・広告部、人事部、総務部は、別れさせ屋だけでなく一般的な会社にある部署と変わりなく、イメージどおりの仕事を9時から18時の間で行っております。 なお、現在ご覧の別れさせ屋フリーダムのウェブサイトに関しては外注ではなく、営業・広告部のウェブサイト担当者が一から製作しており、管理および更新についても担当しております。

ウェブサイト担当専属という社員がいる別れさせ屋は、そう多くはないと思います。

仕事的に大変なのは調査・工作部

調査員である自身でこう述べてしまうのもどうかとは思いますが、やはり部署別で見ますと、別れさせ屋フリーダムの中で大変なのは調査・工作部（調査員と工作員）でしょう。

調査・工作部は、ご依頼者様のケースに合わせた調査・工作と24時間対応の相談があるために勤務時間も特殊です。 また、調査も工作も基本的には外で長時間行う仕事ですから、夏は暑いですし、冬は寒い中でのお仕事です。 相談担当者は別ですが、調査員と工作員が会社にいる時間というものは、大体は調査報告書を作成している時間とコラム文章を作成している時間程度となっております。

もちろん、色々と厳しい部分が多いという点から、お給料に関しては、その他の部署よりも多めです。 とは言え、長時間の張り込みや尾行という体力的な面、失敗の許されない仕事、トラブルの多い仕事という精神的な面の両面で厳しいため、なるべく早く相談担当者になりたいというのが調査員と工作員の大方の本音ではないでしょうか。

別れさせ屋フリーダムの相談担当者は、ご相談者様に対して的確なご提案を行うために、調査と工作に関しては知識と経験が豊富なベテラン調査員とベテラン工作員からの異動が多くなっております。

別れさせ屋も意外と普通の会社です

第77回コラムでは、別れさせ屋という仕事の会社組織について書かせていただきました。

別れさせ屋は胡散臭い業種、業界ではありますが、今回のコラムによって意外と普通の会社であると感じていただけたり、多少なりとも別れさせ屋に対しての見方が変わったということがありましたら幸いです。

もちろん、弊社フリーダムを含めまして、大半の別れさせ屋は反社会的組織との繋がりなどもございません。 別れさせ屋は反社会的組織が営業しているなどの噂も根強いものですが、少なくとも探偵業届出を提出している会社であれば、基本的にそういったことはないのでご安心ください。 探偵業法の欠格事由に、「暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者」という規定がありますし、名義貸しの禁止についても規定がございます。

「別れさせ屋の利用を考えているが、相談すること自体が怖い……」という方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してご相談いただきたいと思います。

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