日常生活で役立つ相手の褒め方
■別れさせ屋フリーダム所属工作員 原
別れさせ屋が行う様々な恋愛工作の中では、対象者との間に人間関係を構築していくために、「相手(対象者)を褒める」という行為を行うことがございます。 これは「褒める」という行為が親密な人間関係を築くために大きな力を発揮する、つまり、別れさせ屋が行う様々な恋愛工作に有効であるからです。 褒めるということは「自分はあなたのことを認めていますよ!」と、直接その人物に伝えることに他ならず、相手に安心感を与えることになります。
『人を動かす』(原題:How to Win Friends and Influence People)の著者として有名であるデール・カーネギーも「褒める」という行為の重要性を「人を変える九原則」の「原則1:まず褒める」として同書の中で語っており、褒め上手は人間関係上手とも言えるのです。
そういったことから優秀な別れさせ屋の工作員は当然褒め上手でなければいけませんので、コラム第81回は「日常生活で役立つ相手の褒め方」というタイトルで「褒める」という行為について色々と書かせていただきたいと思います。
褒めるのが下手な人もいる
別れさせ屋の工作員は相手を褒めることが上手いと書きましたが、褒めることが上手な人がいれば、逆に褒めることが下手な人もいます。 こちらのページをご覧になられている方の中には、「褒められているのかバカにされているのか分からない」と思ってしまったようなことを言われた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冒頭で「褒めるという行為が親密な人間関係を築くために大きな力を発揮する」と述べさせていただきましたが、下手な褒め方は逆に人間関係を悪化させてしまうこともございます。 つまり、褒め方が下手な人は、別れさせ屋の工作員には全く向いていないということです。
褒められた人が「褒られているのかバカにされているのか分からない」とう感想を抱いてしまう原因は、褒められた人が「簡単だと思っていること」「常識だと思っていること」について褒められたり、大したことだとは思っていないことについて、大げさに褒められたと思ってしまうからです。
褒めた側からすれば純粋に凄いと思って褒めていても、受け取る側が「簡単」「常識」と思っていると「褒められた!」と感じず、逆に「バカにされた!」と思ってしまうことがあるということであり、さらに、そういったことを「軽い感じで」言ってしまうと最悪な結果になりやすくなってしまいます。 文字で表現するとしたら「凄いですね!」と「凄いッスね(笑)」のニュアンスの違いと言いますか、インターネットスラングを使うとしたら「凄いッスねwwwwwww」といった感じです。
このような褒め方の場合、褒めた当人は照れ隠しなのかもしれませんが、受け取り側は不快になってしまう場合もございます。 ですので、誰かを褒めるときは軽い感じにはせず、真摯な姿勢で褒めましょう。 逆に、相手が恥ずかしくなるくらいでもいいと思います。
他にも、具体的ではない褒め方をするとお世辞に聞こえやすいということもございます。 「凄いですね」「カッコいいですね」など、とりあえず誰にでも言えるような、その人個人を見て言ったと思えないものはお世辞に感じやすくなります。 どこがどう凄いのか、どこがどうカッコいいのかを伝えましょう。
褒める際の注意点
褒める際の注意点ですが、身長や体型、肌の色など身体的特徴については褒めない方が無難です。 言った方が褒め言葉のつもりであったとしても、セクハラと受け取られてしまったり、下心を感じられてしまったり、褒められた人が、褒めた部分に何らかのコンプレックスを抱いている場合がございます。
また、他の人と比較しながら褒めることもお勧めできません。 褒められた当人も純粋に喜びにくいですし、比較対象と仲が良い場合にはさらに微妙な反応になってしまいます。
男性と女性、相手が喜ぶ褒め方の違い
ここまで来ると応用編と言った方がよく、日常生活で役立つというよりもプロの別れさせ屋の視点になってしまいますが、男性と女性で相手が喜ぶ褒め方の違いもございます。
男性と女性には一般論として考え方の違い(考え方の傾向)があると言われており、男性は結果を求め、女性は共感を求めると言われております。 同じことについて褒めるとしても、相手が男性なのか女性なのかを考えて相手が喜ぶ褒め方を選択する必要があるということです。
弊社フリーダムのような別れさせ屋で働く工作員としては、これができるかどうかがプロとして非常に重要な点となります。
例えば、何かの仕事で大きな業績を挙げた人を褒めるとします。 その際に、男性であれば結果を求めるので「ここまで大きな業績は中々できることではない」と結果を褒めた方が受けが良く、女性の場合には共感を求めるので「ここまでの業績を挙げるために色々頑張ってたよね」と過程を褒めたり、苦労に共感したほうが受けが良い可能性が高いということです。
褒め方をマスターして円滑な人間関係を
褒めるという行為は、別れさせ屋のみならず一般社会の人間関係、家族、友人、恋人、職場においても非常に役立ちます。
親と子、兄と弟、彼氏と彼女、夫と妻、上司と部下、自分と友達など、世の中には様々な人間関係がございますが、それぞれの相手を上手く褒めることで、どの人間関係も上手くいきやすくなります。 上手な褒め方を学び、円滑な人間関係を作り出していきましょう。
今回のコラム著者情報
工作員 原
別れさせ屋フリーダムに入社して3年目の工作員。現役の某劇団員。劇団員というだけあり、対象者の好みに設定されたキャラクターを演じることにかけては別れさせ屋フリーダム工作員の中でも特に際立っている。工作業務は演劇におけるアドリブの切り返し練習にもなっているとか。
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