

別れさせ屋のPDCAサイクル
■別れさせ屋フリーダム所属工作員 清水
別れさせ屋フリーダム調査員・工作員コラム第140回をご覧になっている方は、「PDCAサイクル」という言葉をご存知でしょうか。
「PDCAサイクル」とは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)のサイクル(周期)のことで、その頭文字からPDCAサイクルと呼ばれております。 Plan・Do・Check・Action、そしてまたPlan……というふうに、この一連の流れを周期的に繰り返すことによって、業務改善を行ったり、品質管理を向上させたりする継続的な改善方法であり、弊社別れさせ屋フリーダムだけでなく、世界中の多くの会社が日常的に行っていることです。
一見すると如何にも仕事ができる会社が好みそうなワードの「PDCAサイクル」ですが、実は近年では時代遅れと言われたり、日本人や日本の会社には向いていないなどの話もあります。 ただ、弊社別れさせ屋フリーダムでは「日本人や日本の会社に向いていない」と言われる問題点を知っておくことで、PDCAサイクルは十分に機能すると考えております。
別れさせ屋フリーダム調査員・工作員コラム第140回は、そういった別れさせ屋とPDCAサイクルのお話となります。
PDCAサイクルが日本人や日本の会社に向かないと言われる理由
別れさせ屋とPDCAサイクルの話をさせていただく前に、まずは「時代遅れ」と言われたり、「日本人や日本の会社には向いていない」とも言われるPDCAサイクルの問題点をご説明させていただきます。
弊社別れさせ屋フリーダムがPDCAサイクルにおいて最も問題になると考えていることは、「日本人や日本の会社には向いていない」と言われる点であり、一つ一つの作業で手続きを重視する日本の会社と指示待ち人間の多い日本人はPDCAサイクルが欧米など海外の企業に比べると遅いため、時間が経てば経つほど周期の差が開いていくと言われている点です。
しかし、これに関しては欧米並みに手続きを簡略化させることで半分の問題については対処が可能です。 では指示待ち人間はどうするのかということですが、これは別れさせ屋という仕事がこの問題を解決してしまっています。
別れさせ屋の調査員や工作員は、自分自身で考えて最善の行動を選択できる人間でなければ優秀な調査員や工作員にはなれません。 計画で事前に大まかな流れは決まっていますが、現場では誰かに何をすれば良いか聞くことはできませんし、判断に迷っている時間も無いのです。 指示待ち人間では事前調査も特殊恋愛工作もまともに行えないので、自然に「別れさせ屋という仕事に向いていない」として淘汰されていきます。 そもそも一般的な日本人が別れさせ屋で働こうなどと思わないため、別れさせ屋という業種は一般的な会社に比べると指示待ち人間が少ないのです。
PDCAサイクルの他の問題点
PDCAサイクルの他の問題点としては、最初のPlan(計画)が間違っていたらその後もすべておかしくなるなども挙げられますが、これは現場を知らない人間やセンスのない人間が計画を立てるから発生する問題です。 別れさせ屋フリーダムは現場から離れた上層部が計画を立てることはありません。 現場の感覚を持った現場の人間が計画を立て、そして実行しています。
さらにDo(実行)・Check(評価)・Action(改善)の問題点も別れさせ屋という仕事が解決してしまっています。 Doは「とにかく頑張る」といったプランの無視、Checkは「おおよそOK」という抽象的なチェック体制、Actionは厳しい視点を持てるか、ということなどですが、別れさせ屋という仕事は複雑な人間の心を扱うものですので、仕事の結果は依頼の成功か失敗かしかありません。
「とにかく頑張る」で人の心が動くなら、世界中の誰もが好きな人と結婚できていますし、成功か失敗かのどちらかしか存在しない別れさせ屋という業種ですから、「おおよそOK」なんてものは存在しません。 Actionの厳しい視点についても、成功か失敗かしかないのですから、第三者的な甘い視点も何もないのです。
また、PDCAサイクルが「時代遅れ」と言わていることに関しては、テクノロジーの進歩が早すぎるために、VUCA(ブーカ)、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の時代になったと言われているのが要因ですが、別れさせ屋は不変的な人の心を扱う仕事なのであまり関係がないと言えるでしょう。
「今後はPDCAサイクルでなく、OODAループ、Observe(観察)、Orient(状況判断、方向づけ)、Decide(意思決定)、Act(行動)の時代だ!」と言う人もいますが、このあたりは長くなってしまうので今回のコラムでは省かせていただきます。
別れさせ屋のPDCAサイクルは3つある
別れさせ屋においては、PDCAサイクルは3つあります。
1つは、同じご依頼の中でのPDCAサイクルです。 「初回の事前調査を空振りした」ということであれば、次はどうやって空振りを防ぐのかという実動1回ごとに改善していくPDCAサイクルです。 特殊恋愛工作の場合は、最初の工作員で対象者の反応が鈍ければ、工作員を変えるのか、出会いの場を変えるのか、といった検討などがこれに当たります。
もう1つは、違うご依頼でのPDCAサイクルです。 以前のご依頼は、「申し訳ないことにご依頼を延長していただいてようやく成功した」ということであれば、最初の期間に関する見通しが甘かったのか、それとも事前調査や特殊恋愛工作で何かミスがあって事前の計画どおりに進まなかったのかということを確認、そして改善し、別れさせ屋として次のご依頼は更にレベルの高いサービスをご提供するという、ご依頼1件ごとに改善していくPDCAサイクルです。
そして3つ目の別れさせ屋のPDCAサイクルですが、これはご依頼者様にとって全くよろしくない、問題のあるPDCAサイクルです。
契約するためだけのPDCAサイクル
上記2つのPDCAサイクルはご依頼を成功させる目的でのサイクルなのですが、別れさせ屋によっては契約をするところまででPDCAサイクルを行っている会社もあります。
これは別れさせ屋が契約金と成功報酬の2つで収益を上げることができる事業になっていることが原因で、最初からご依頼を成功させる気はなく、契約金が取れればそれで良いとしている会社があるためです。
こういった別れさせ屋はゴールが「ご依頼の成功」ではなく「契約をする」ところなので、契約を取るためだけにPDCAサイクルを行っています。 契約を取るまでは業務が最適化されているため、ご依頼者様からすると契約までは非常に良い会社に思えてしまうという非常に厄介な会社です。
しかし、実際にご依頼を成功させるために努力をしたことはないので、成功事例や成功までの道筋について詳しく質問すると、確実に何処かでボロが出る別れさせ屋であるとも言えます。 契約するまでだけが良い別れさせ屋にはくれぐれもご注意いただき、本当にご依頼の成功が期待できる別れさせ屋をお選びください。
コラム第140回、「別れさせ屋のPDCAサイクル」は如何でしたでしょうか。 かなり長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今回のコラム著者情報
工作員 清水
別れさせ屋フリーダムに入社して4年目の工作員。前職は接客業。容姿については言うまでもないが、それに加えて心理学など工作業務の役に立つ知識の習得に貪欲であり、そういった努力が実際に工作の成功へと繋がっていると言える。その姿勢と成功率の高さは周囲からの高い評価に繋がっている。
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