

別れさせ屋の人件費が高い理由
最終更新日
■別れさせ屋フリーダム所属調査員 岡本
別れさせ屋の特殊恋愛工作は、一般的に見てかなり料金が高いサービスになっております。
これはある程度の会社利益を除けばそのほとんどが人件費ですが、ご相談やお見積り、事前調査も特殊恋愛工作も直接人間が行うものですので、どうしても別れさせ屋という業種の人件費率(売上に対して人件費がどの程度を占めているか)は高くなってしまいます。
そして人の心を変えるという難しい作業を行うために、数人のチームを編成した上でご依頼期間が数週間から数ヶ月程度に及ぶものが別れさせ屋の特殊恋愛工作です。 業務に関わる人数と稼働時数、稼働日数を考えると、それだけでかなりの人件費になってしまうことがお分かりいただけるでしょう。 しかし、実はこれだけが別れさせ屋の人件費が高くなってしまうことの理由ではないのです。
今回の別れさせ屋フリーダム調査員・工作員コラム第144回では、何故別れさせ屋の人件費が高くなってしまうのかについて詳しくご説明させていただきます。
同業他社(他の別れさせ屋)への人材流出を防ぐため
これは別れさせ屋業界に限ったことではなく、どこの業界でも同じことなのですが、同業他社への人材流出を防ぐために他社よりも給料や待遇などを良くしておく必要があります。
特に優秀な調査員や工作員が他の別れさせ屋に流出してしまいますと、他社の大幅レベルアップと同時に自社の大幅レベルダウンとなってしまいます。 また、こちらについても後述しますが、他社に自社の内部事情など何らかの情報が流出しないとも限りません。
別れさせ屋業界は広い業界ではありませんので、同じ土俵で勝負していく上で同業他社への人材流出は防がねばならないのです。
危険手当やトラブル手当的な意味もある
探偵業界も同様ですが、危険手当やトラブル手当的な意味で調査員(別れさせ屋の場合は工作員も)の給与が高いということもあります。
最近は警察など政府機関の対応が良くなったために減少傾向にはあるご相談とご依頼ですが、ストーカー問題やDV問題に関するご依頼の場合には、やはり対象者はそれなりの危険も考えられる人物ですし、そうでなくても対象者がヤンキー気質であるような場合もございます。 また、調査員の張り込みや尾行などでは、対象者に集中していると対象者ではない無関係の人物が「自分が見張られている」「尾行されている」と勘違いして絡んでくるようなこともございます。 キャバクラで働く女性やガールズバーで働く女性、風俗店で働く女性などが対象者の場合にも、途中で怖い人が登場するような事態になることもあります。
さらには、逆に張り込み場所の近所の人に「不審者がいる」などと通報されるなどして、警察に職務質問をされるようなことも起きます。 探偵業界や別れさせ屋業界が一般的な業界の給料と同じ程度の給料では、リスクに対してリターンが見合っていないと言えるでしょう。
求人で比較対象になりやすい業界の給与問題
別れさせ屋の工作員には単純なスキルとして、年齢、容姿、話術、そして様々な話題に対応できる幅広い知識、気が利くことなどが求められますが、別れさせ屋の工作員以外で、そういった能力で稼げる仕事としては男性ならホスト、女性ならキャバクラなどが候補となります。
そういった本人能力次第でかなりの高収入になる業界が求人では別れさせ屋業界のライバル関係にありますので、どうしても給与面で対抗しないと別れさせ屋の工作員として優秀な人材がなかなか集まらないという事情もあります。
自社の情報だけでなく、ご依頼者様の情報流出や悪用を防ぐため
先ほど人材流出の話のときに少し触れましたが、情報流出を防ぐためという観点で社員の給与や待遇を良くしておく必要もあります。
特に最近は、別れさせ屋業界以外ではありますが、立て続けに社員や下請け業者の社員が自分のメリットのために情報流出をしてしまった話が報道されております。 リンクを作成いたしましたので、下記報道をご覧ください。
SB元社員逮捕、5G情報漏洩か(朝日新聞)
三井住友銀行などのソースコードが流出(ITmedia)
上記報道をご覧いただければ分かるのですが、ソフトバンクの元社員も、三井住友銀行の委託先企業に勤務するSE(システムエンジニア)も、それぞれ自身の有利な転職、つまり給料や収入のために5G情報とソースコードという会社の情報流出を行ってしまっています。
別れさせ屋に置き換えると事前調査や特殊恋愛工作に関する企業的なノウハウが流出するようなものですが、別れさせ屋の場合は上記のような事件が発生すると、ご依頼者様にとってもかなり危険な個人情報が個人の収入のために流出する可能性があります。
現在では聞かなくなりましたが、探偵業法施行以前は依頼を請けて契約金を受け取った上でご依頼者様に「別れさせ屋に依頼したことをバラす」と脅すような会社もあったようですし、対象者側に依頼されたことの情報を渡すことで対象者側からも報酬を得るような会社もあったようです。 他にも弊社ではない別れさせ屋に依頼をしたら、その会社が人件費を安く抑えようとアルバイトで工作員を短期雇用し、その工作員に対象者に依頼のことを話されてしまったというご相談もありました。
三井住友銀行のソースコード流出に関しては、流出を起こした人物の年収が300万円だったという話がSNSでは驚きの反応になっており、「触れるソースコードの機密性に相応しい報酬が支払われなければ、ソースコードの流出はいつでも起きうることだと思う」というコメントもありました。
別れさせ屋業界においても調査員や工作員が触れる情報に対して適切な対価を支払わなければ、同じようなことが発生する可能性は十分に考えられます。
なりふり構わぬ転職先への「手土産」5G情報流出事件、他業種でも高まる懸念(産経新聞)
別れさせ屋フリーダムはリテンションマネジメントを行っています
専門的な人事用語で「企業と従業員との間に良い関係性を構築し、維持させていくこと」をリテンションマネジメントと言います。
情報流出に関しては社員へのモラル意識醸成といった研修を行うことは当然ですが、それ以上に働きやすい環境を整備したり、この会社のために働こうと思ってくれるような給与や待遇を用意する必要があります。
新型コロナウイルスに関する政府の自粛要請は、政府の要請に対して補償が微妙なことから、「要請なんて聞いてられるか!」という人も見かけます。 要請だけ、研修だけでは人は完全には言う事を聞いてくれない、守ってくれないということです。
特に別れさせ屋という仕事は、その性質上依頼が成功した際の歩合に給料が左右されるところがあり、「成功しなければ給料が最低限になるのでウチは厳しく成功率が高いですよ!」という会社もあります。 しかし、それでは成功させるよりも、安易に情報を売ることで収入を得ようとする調査員や工作員が出ないとも限りません。
また、そういう別れさせ屋では給与のシステム上、給与が安定しないことから長く会社にいられるような人材も少なく、そういった面でも常にアルバイトのような人材を使い捨てていくことになってしまいます。 これでは調査員や工作員が成長しないため、会社としても安定した成功率は計算できません。
そのため弊社別れさせ屋フリーダムは人材を大切にすることでリスクマネジメントを行い、さらに成功率も上げる方針を取ってきました。 このスタンスで長年経営を続けてきたために、積み重ねてきた経験と調査員や工作員それぞれの技術力は別れさせ屋業界トップクラスです。
何らかの特殊恋愛工作をお考えの方は、是非弊社別れさせ屋フリーダムにご相談ください。
今回のコラム著者・別れさせ屋フリーダム調査員の情報
恋愛問題の解決・恋愛進展のサポート
© 2007-2025 別れさせ屋フリーダム All Rights Reserved