多面的に見る別れさせ屋
■別れさせ屋フリーダム所属調査員 中島
元々別れさせ屋は、その名のとおりに誰かと誰かを別れさせるためのサービスとして始まりました。 例えば配偶者とその不倫相手、彼氏や彼女とその浮気相手、そして逆に夫婦やカップルなどです。
その後同じようなサービスを提供する会社数が増加して「別れさせ屋業界」が誕生します。
そして、競争が生まれる中でサービスが拡大、今では弊社別れさせ屋フリーダムも含めまして、多くの会社が「別れさせる=別れさせ工作」以外にも、「別れる=別れ工作」「復縁する=復縁工作」「出会う・交際する=出会い工作」といった恋愛に関するいくつかの工作サービスを提供しております。
そういったことから、会社としての立場で「別れさせ屋」を見れば、「別れさせ屋とは、様々な男女関係に関する問題を解決するサービスを提供する会社である」と言えるでしょう。
さらに細かく言えば、多くの別れさせ屋が探偵業届出を提出しているということと、別れさせ工作などを行っている何でも屋などもありますので、そのあたりの違いを考慮すれば、「別れさせ屋とは、様々な男女関係に関する問題を解決するサービスを提供する会社であり、本社を置く地域の公安委員会に探偵業届出を提出している会社」と言ってもいいかもしれません。
しかし、これはあくまでも会社としての立場で「別れさせ屋」を見た場合のお話です。 別れさせ屋に限ったことではございませんが、物事の見方や考え方は1つではありませんし、人それぞれの立場によって見え方や考え方は変わってくるものです。
今回のコラム第154回では、「別れさせ屋」を多面的に見てみたいと思います。
別れさせ屋とは、お金を得る手段であると考える人
私たちのような別れさせ屋業界で働いている人間から見れば、世間的なイメージといった是非は置いておいて、「別れさせ屋とはお金を得る手段」であると言えます。
そのお金についてもずっと続ける仕事として、「別れさせ屋は生活費を稼ぐ手段」と考えている人もいれば、若いうちにお金を貯めて起業しよう、資格を取ろうなどと考えている、「別れさせ屋は夢を叶える手段」と考えている人もいるでしょう。
別れさせ屋とは、人を助ける手段であると考える人
多くはいないでしょうが、別れさせ屋業界で働く人の中には使命感を持って働いている人もいるかもしれません。
「過去に自分が浮気(不倫)をされて大きく傷ついたので、浮気や不倫問題で困っている人の役に立ちたい」 「過去に自分が不倫をしていて、相手のことを本気で愛していたのに、結局相手は元の家族を選んでしまった。不倫関係にありながらも、相手のことを本気で想っている人の力になりたい」などです。
こうした人々にとっては、「別れさせ屋とは、自分と同じ境遇に陥ってしまった人を助ける手段」なのかもしれません。
別れさせ屋とは、反社会的サービスであると考える人
ここからは私たちのような別れさせ屋業界内部の人間ではなく、別れさせ屋業界の外部にいる人々からの見方や考え方となりますが、世間に数多くいらっしゃると思われるのが、「別れさせ屋とは、反社会的サービスである」と考える人です。
このような考え方の人を決して否定は致しませんが、「Yahoo!知恵袋」などでの、別れさせ屋に関する質問への回答などでは、ほぼ確実に「別れさせ屋とは、反社会的サービスであると考える人」からの回答が付いています。
実際には探偵業届出を行っている別れさせ屋であれば、探偵業の業務の適正化に関する法律によって、欠格事由として暴力団員の排除なども規定されておりますので、別れさせ屋がそのまま反社会的組織であるということはございません。 また、裁判では別れさせ屋の違法性について、「用いる方法によっては違法になる可能性がある」と判断されており、別れさせ屋そのものが違法であるという判断はされておりません。
とは言え、未だに詐欺業者も多い別れさせ屋業界ですし、別れさせ工作などを行っている何でも屋は探偵業届出を行っていないことも多く、そういった何でも屋は法的な裏付けがないために、確かに実際には反社会的組織であるという可能性も否定はできません。
このあたりの違いについては一般の方々にとって非常に分かりにくいため、「別れさせ屋とは、反社会的サービスであると考える人」が多くなる理由や土壌は間違いなく存在しており、仕方のないことであると言えます。
別れさせ屋とは、自分を救ってくれるかもしれない最終手段であると考える人
そして最後は、ご相談者様やご依頼者様となる、「別れさせ屋とは、自分を救ってくれるかもしれない最終手段である」と考える人です。
「配偶者と不倫相手を別れさせたい」「彼氏や彼女と浮気相手を別れさせたい」と思っても、本人が別れさせようとして動いてしまうと、逆に配偶者や彼氏、彼女との関係が悪化してしまうということもあります。
さらには、自分自身が浮気相手や不倫相手という立場にある方は、自分自身が離婚させよう、別れさせようと思っても効果的に動くことは非常に難しく、さらには世間的なイメージも悪いために相談をする相手すらいないという状況に陥りがちです。
そのような方々にとっては、「別れさせ屋とは、自分を救ってくれるかもしれない最終手段である」と言えるでしょう。
弊社のような別れさせ屋は、ご相談者様やご依頼者様がどれほど真剣な思いで相談をしてきたのか、高額なお金を使ってまで依頼をしてきたのか、ということを常に念頭に置いて仕事をしなければなりません。
別れさせ屋にも色々な見方や考え方があります
このように「別れさせ屋とは」という質問を多面的に見た場合、立場などによって見方や考え方が違うために、様々な回答が考えられます。
今回のコラムをご覧になられた方は、別れさせ屋とはどういったものであると思いますでしょうか?
今回のコラム著者情報
調査員 中島
別れさせ屋フリーダムに入社して2年目の調査員。ようやく仕事に慣れてきた印象。周囲の人間が「何で別れさせ屋の調査員になった?」と思うほどの高学歴であり、別れさせ屋フリーダムへの入社は親に猛反対されたらしい。社長も入社面接時に5回くらいは「本当にいいの?」と聞いたとか。
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