既婚者であることを隠す男性と未婚女性のトラブル
■別れさせ屋フリーダム所属調査員 長谷川
今回のコラムをご覧になられている皆様は、2021年10月26日午後に兵庫県加西市の山あいで地中に埋められた姫路市の女性(34)の遺体が見つかった痛ましい事件をご存知でしょうか。
幸いなことに兵庫県警の迅速な捜査により、女性への殺人容疑および監禁と死体遺棄容疑で交際相手の男(35)が既に逮捕されております。 報道によると男は容疑を認めており、「妊娠を巡って被害者の女性とトラブルになっていた」と話しているとされ、さらに「自分が結婚していることを隠していた」との趣旨の供述をしているとのことです。
2人は出会いを目的としたマッチングアプリで知り合ったようで、兵庫県警は被害者の女性が亡くなるまで男が既婚だった事実を知らなかったとみており、被害者の女性は独身だったそうです。 これが事実であれば自分本位な肉欲で未婚女性を騙して妊娠させた上、短絡的に保身を計って殺害した愚かすぎる犯行としか言えない、本当に酷い事件です。
しかし、ここ数年、弊社別れさせ屋フリーダムにおきましても「マッチングアプリで出会った彼が既婚だったことが分かった」というようなご相談が増えており、それに端を発する別れさせ工作のご依頼も増えているのです。
何故そういったご相談やご依頼が増えているのか
やはり理由としてはマッチングアプリの増加や普及が考えられます。 このコラムを書きながら手元のスマートフォン(android)でGooglePlayストアを検索してみましたが、ざっと50ほどのマッチングアプリが簡単に見つかりました。
マッチングアプリの利用は婚活イベントへの参加や合コンへの参加に比べると非常に手軽ですし、簡単に素性を偽れるので既婚であることも隠しやすくなっています。 そのため、今回発生してしまった殺人事件の容疑者のような性欲目的の既婚者男性も多く紛れ込んでいると考えられます。
弊社別れさせ屋フリーダムは復讐目的のご依頼をお請けしておりませんが、「マッチングアプリで知り合った彼が既婚者だった。復讐したいので奥さんと別れさせてほしい」といった復讐目的のご相談も実際に何度か寄せられており、マッチングアプリが既婚者であることを隠す男性と未婚女性の恋愛トラブルの温床になってしまっていることを実感しております。
もちろん、マッチングアプリ自体は使い方が正しければ便利で良いものであることは間違いなく、悪意を持って使う人物側に問題があるということは付け加えておきます。
既婚者であることを隠して未婚女性と交際する男性の傾向
まず自由に使えるお金を程度以上持っている(高収入である)ことが挙げられます。 家庭を維持しつつ未婚女性とデートをする訳ですから、これは当然と言えば当然のことではあります。
そして性欲が「非常に」強い。 お金をある程度持っているのでデリバリーヘルスなどの性的サービスを利用することも可能ですが、そういった玄人とのプレイだけでは満足できなかったり、あえて素人女性とのセックスを楽しもうと目論んでいます。 今回の別れさせ屋フリーダム調査員コラム筆者の知人にも実際にそういう既婚男性がおり、隙あらば一般の未婚女性をホテルに連れ込もうと常々考えているようです。
先に書かせていただいたとおり、高収入ということで一流企業に勤めていたり個人事業で成功していたりするのですが、そういった仕事や家庭へのリスクがあるにもかかわらず、性欲を優先してしまうほど性欲が強い男性と言えるでしょう。
過去に弊社別れさせ屋フリーダムが請け負ったご案件の対象者に年収が数千万という男性がいたのですが、この男性は家庭以外に家を2つ持っており、奥さんと子供に加えて愛人の女性が2人おりました。
交際相手が既婚者かも?と思ったら……
元々性欲目的で交際をしている既婚男性も多いので、既婚なのかと問い詰めて「面倒なことになった」と思わせたり、既婚だったのかと質問したりして「あー、バレたか」と思せてしまうと、そこで開き直ったり、いきなりフェードアウトして音信不通・行方不明になってしまうこともあります。
もし「既婚者では?」といった疑いを持ったとしても、それを直接当人にぶつけることなく、裏で興信所の探偵を使ったり、弊社フリーダムのような別れさせ屋に相談してみることをお勧めいたします。 慰謝料請求をしたいと思ったとしても、既に当人が行方をくらましてしまっていて偽りの情報しか手元にないとなりますと、プロの探偵や別れさせ屋であっても既にどうにもならない状況ということもあります。 もしもこの時点で交際相手の子供を妊娠していたとなりますと、それはもうとても悲惨です。
レアケースではありますが、お互いにヒートアップした結果として今回冒頭で紹介させていただいたような大きな事件になってしまう可能性も無いとは言い切れませんし、冷静になって探偵や別れさせ屋、弁護士といった第三者を間に挟むことは重要です。
もちろん、最も良いのは交際する前に既婚者であることを偽っている男性を見抜くことなのですが……
今回のコラム著者情報
調査員 長谷川
別れさせ屋フリーダムに入社して11年目のベテラン調査員。高い調査技術を持っており、社長や仲間からの信頼は厚い。一方で家庭内の立場は危ういらしく、反抗期の娘には口が裂けても「父親の仕事が別れさせ屋の調査員だなんてとても言えない……」と悩んでいる模様。
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