株式会社竹書房様から出版されている投稿&コミックエッセイ雑誌「本当にあった愉快な話」の2024年5月号(発売年月日2024年3月29日)から、ポレポレ美先生による別れさせ屋業界を描いた漫画『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』が連載開始となりました。
実は、こちらの漫画に弊社フリーダムがご協力させていただいております。
本作品では別れさせ屋に寄せられる数多のご案件とリアルな事前調査や恋愛工作、そして依頼者の心情に焦点を当てるだけでなく、さらにユーモアを交えながら描いてくださっております。
弊社はリアリティを追求するためのアドバイスなどで漫画の制作にご協力させていただきました。
ご相談の一つ一つに真摯に向き合う弊社の取り組みが、この作品を通じて少しでも皆様に伝わればと願っています。
どうぞ『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』をお楽しみください。
2024年5月号(発売日:2024年3月29日)から、新連載としてポレポレ美先生の『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』がスタートしました。 第1話は「DVを理由とした別れ工作」の前編で、作中での最初の案件が描かれます。
第1話では、相談者(依頼者)が抱える悩みや心情、どのように別れさせ屋の利用を決意したのかといった経緯が丁寧に描かれています。
物語には、社長の瀧谷と、ビジュアルにインパクトのある風貌を持つ工作員の大広田が登場。 大広田は依頼者の彼氏役を任されますが、依頼者から「全然、私のタイプではない……」と少し傷付く一言が。 大広田が工作員として選ばれた理由とは? 今回の案件における重要な役割は後編・第2話で明らかになります!
また、DVトラブルに関しまして、弊社フリーダムでは、まずは市町村のDV相談ダイヤルや警察などの公的機関へのご相談を推奨しております。 公的機関での対応で解決が可能な場合は、高額な料金を支払って別れさせ屋サービスを利用する必要はございません。 現在、エピソード当時よりも公的機関の対応が改善されておりますので、DVトラブルにお悩みの方は、まず公的機関にご相談ください。
2024年6月号(発売日:2024年4月30日)には、『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』の第2話が掲載されました。 第2話は第1話に続く「DVを理由とした別れ工作」エピソードの後編であり、物語の最初の案件がどのような流れで解決に至ったのかが描かれています。
第2話から登場するのは、体格は大きいものの自信に欠ける新人工作員の奥田。 大広田とタッグを組み、時には指導を受けながら、共に今回の案件に立ち向かいます。 果たして、暴力を振るう彼氏と依頼者を完全に別れさせることができるのでしょうか?
物語の中で、大広田はメインの工作員として依頼者の新たな恋人役で彼氏に接触。 体格の良い大広田は暴力的でありながらも小柄な彼氏に対峙し、威圧感を与えながら冷静な言葉や態度で心理的に別れるように圧力をかけていきます。 その存在感から生じるプレッシャーは次第に効果を見せ、依頼者の彼氏は動揺し始めますが、依頼者への未練を断ち切れず、依頼者の行動を追い続ける彼氏の様子は、影からそれを調査する奥田が徹底的に収集。 二人の連携で依頼者とDV彼氏との関係を断ち切っていきます。
最後には、依頼者は暴力的な恋人との別れを果たし、新たな人生を切り開くために故郷に帰る決意を固めます。 彼女が笑顔を取り戻し、心機一転して新たな目標を胸に前向きに歩み始める姿は、読者に爽やかな読後感を与えることでしょう。 一方で、奥田が自分の不甲斐なさに悩む場面も描かれ、次のエピソードへの期待を高める締めくくりとなっております。
2024年7月号(発売日:2024年5月30日)には、『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』の第3話が掲載されました。 第3話は作中では2番目の案件となる「浮気(不倫)調査」の前編です。 妊活の拒否、ファッションの急激な変化などから夫の浮気(不倫)を確信した依頼者でしたが、相手が何処の誰かまでは分からない状況で調査を依頼します。
第3話からはアシスタントの内山も登場。 アシスタントは現場の調査員だけでは手が回らない部分をサポートするための人員で重要な裏方です。 アシスタントの仕事内容は作中で詳しく、分かりやすく解説していただきました。
メインの調査員として抜擢されたものの、いまいち自信が持てず、不安やプレッシャーに押しつぶされそうになる奥田をベテランの大広田と内山がサポートしていきます。 奥田、大広田、内山のチームで依頼者の夫の裏切りの真相を突き止めるための奮闘が描かれます。 果たして、依頼者の疑念は確信へと変わるのでしょうか? 次号への期待が高まる中、物語は奥田が対象者の尾行を始めるタイミングで幕を閉じます。
2024年8月号(発売日:2024年6月28日)には、『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』の第4話が掲載されました。 第4話は第3話の続きで、作中では2番目の案件となる「浮気(不倫)調査」の後編です。 シンプルな浮気調査かと思われた案件でしたが、依頼者の夫は男友達と会うばかりで女性の影が全く見えず、調査は思わぬ方向へと進みます。
ある日、奥田が対象者(依頼者の夫)を尾行していると、夫がよく会っている男友達と居酒屋で親しげに飲む様子を目撃します。 「また男友達と飲んでいるだけか」と思っていた奥田がそのまま対象者を追うと、なんと二人はそのままホテルへ消えていきました! 依頼者の夫の浮気(不倫)相手が男性だったという衝撃の事実に、奥田は思わず息を呑みます。
この予想外の展開に奥田は機転を利かせ、大広田と内山を急遽呼び出して自らも男性同士のカップルを装い、ホテルへの潜入を実行。 第3話では自信を持てなかった奥田が、この局面で的確な判断力と行動力を見せます! そして、調査報告にて浮気相手の男性が依頼者(奥さん)も知る人物、かつて夫の元カレであったことが明らかになります。 既に関係が終わっていたと思っていた依頼者は驚きと憤りを隠せません。
「まだまだ反省点も多いです」と言っていた奥田でしたが、最後には「久しぶりにラブホテルに入れて楽しかった」とユーモアを交えた一言が添えられ、ドロドロとした浮気(不倫)に関する緊張のエピソードにホッとする一幕が加わっております。
2024年9月号(発売日:2024年7月30日)には、『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』の第5話が掲載されました。 第5話は作中では3番目の案件となる「別れ(離婚)工作」の前編です。 長年、「子供のため」と夫の不倫などに耐え続けてきた女性でしたが、ようやく子供の成人を迎え、離婚を切り出しました。 しかし、夫は全く話し合いに応じず、離婚が成立するどころか話が進む気配もありません。 女性は熟年離婚を実現させるために、ついに別れさせ屋を頼る決意を固めます。
第5話では、シリーズ初の女性工作員・寺田が登場します。 彼女は依頼者の夫である対象者の「理想のタイプ」に近い容姿を持ち、さらに彼の趣味であるパチンコにも詳しく、年齢も理想的であることから、社長の瀧谷が総合的な判断で今回のミッション担当として任命しました。 工作員が選定された理由は作中で分かりやすく解説されております。
依頼者から対象者の行動パターンは確認できていたため、午後休を取るタイミングでパチンコ屋での接触を謀っていきます。 最初のうちはあえて距離を保ち、数回通うことで少しずつ対象者に顔を覚えてもらうというステップを踏むことで、急な接近による警戒を避ける寺田。 男心を読み切った巧みな会話術を用いて自然に関係を深めていく様子が描かれ、寺田の工作員としての技術と緻密な計算が光ります。
しかし、順調に関係を築き上げていたかのように見えた矢先、対象者が真面目な表情で「何か嘘をついてないか?」と疑念を口にします。 一転してピンチに陥った寺田が内心動揺するところで次回へ。 気になる引きで物語が続きます!
2024年10月号(発売日:2024年8月30日)には、『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』の第6話が掲載されました。 第6話は作中では3番目の案件となる「別れ(離婚)工作」の後編です。 前回、順調に進んでいたかに見えた寺田の工作でしたが、突然対象者に「何か嘘をついていないか?」と鋭く問い詰められる場面で終わりました。
対象者が抱いた疑念の正体は一体何なのか? 寺田は予想外の事態に動揺しながらも、冷静さを保ちながら対処を試みます。 彼女がどのように機転を利かせてピンチを乗り越えていくのか、その巧妙なやり取りと駆け引きが見どころとなっています!
ピンチを乗り越え、対象者と二人で居酒屋に向かった寺田でしたが、またしても酔った対象者によるボディタッチという新たなピンチに陥ります。 女性工作員のハードな仕事内容が描かれ、別れさせ屋の女性工作員の苦労が垣間見える場面ですが、この場面では一線を越えないように寺田を守るためのボディガードとして大広田と奥田が登場します。 前後編のエピソード構成ながら、物語全体での縦軸も見え、作者のポレポレ美先生と編集の方の上手さが光ります。
そして、幾度かの居酒屋デートを経て、ついに寺田は対象者をホテルに誘導する流れに入ります。 「これは意図的な修羅場を作るチャンスだ!」と考えた大広田と奥田は、迅速に依頼者に連絡を取り、事前に準備を進めます。 寺田と対象者がホテルに入る瞬間、現れた依頼者は対象者に激怒! これを利用して依頼者が再度の離婚を迫る一方で、寺田も言葉巧みに対象者を離婚へと誘導していきます。
2024年11月号(発売日:2024年9月30日)には、『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』の第7話が掲載されました。 第7話は新エピソードの幕開けとして、作中では第四の案件が持ち込まれる場面が描かれます。 4番目の案件も「別れ工作」ですが、今回はシリーズ初となる前・中・後編の前編です。 依頼者の男性が希望したのは、「不倫相手女性との関係を解消する」こと。 同じ「別れ工作」でも、これまでの案件とは大きく異なる理由と状況、新たな展開が見どころです!
職場でアルバイトとして働いていた女性から積極的にアプローチを受け、「軽い気持ち」「遊びのつもり」で不倫関係を始めてしまった依頼者。 しかし、次第に奥さんとの離婚を迫られるようになってしまいます。 元々、離婚するつもりは全くなかったので、「そろそろ潮時か」と女性との関係を解消しようとした依頼者でしたが、「別れるなら会社や家族に不倫の事実を暴露する」と脅され、身動きが取れない状況に追い込まれます。 さらに、女性の要求はエスカレートし、遂には「毎月の生活費を渡せ」と迫られるまでに至りました。 追い詰められた依頼者が最後に選んだ手段が「別れさせ屋」への依頼だったのです。
そんな状況を解決するため、社長が用意したのは爽やか系で元エンジニア・元ホストという経歴を持つ男性工作員・愛本と、その部下役の男性工作員数名。 さらに、小道具として愛本が経営するという設定のIT会社の名刺も用意されました。
ハイスペックな男性を対象者(依頼者の不倫相手女性)に接近させることにより、対象者から自発的に関係を解消させようとする計画です。 しかし、社長は依頼者に対して「一つだけ覚悟してほしいことがある」と冷静ながらも重みのある口調で告げるのでした。
2024年12月号(発売日:2024年10月30日)には、『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』の第8話が掲載されました。 第8話は、第7話から続く作中4番目の案件の中編にあたります。 今回は、前回の引きとなっていた部分、「依頼者に覚悟してほしいこと」の具体的な内容が社長の口から語られ、その後、関係解消に向けた作戦がいよいよ開始されます。 対象者(依頼者の不倫相手女性)に、男性工作員・愛本と部下役の男性工作員たちが接近していきますが、その計画は順調に進むのでしょうか? 注目の展開が描かれます。
今回のエピソードでは、「どのようにして対象者に顔と名前を覚えてもらうのか」「覚えられたことをどのように確認するのか」「どのようにして好意を持たせるのか」といった、別れさせ屋の工作員としての愛本たちの技術が余すところなく描かれます。 細やかな心理戦と計画の進行過程では、作者・ポレポレ美先生の緻密で巧みな描写力が際立ちます。 読者を引き込むシーンが満載ですので、是非本編でお確かめください!
対象者の職場から当たり障りのない居酒屋、そして高級レストランへと徐々に舞台を移し、順調に対象者との関係を進展させていく愛本。 しかし、その最中に依頼者の元に対象者から突然の連絡が入ります。 この事態が案件に影響を及ぼすことになってしまうのか――続きが気になる中編となっています。
2025年1月号(発売日:2024年11月29日)には、『別れさせ屋 相談者がその扉を叩くとき』の第9話が掲載されました。 第9話は、第7話から続く作中第四の案件、「不倫相手との関係解消」エピソードの後編にあたり、どのように今回の案件を解決したのか、クライマックスが描かれます。 物語の冒頭、依頼者のもとに「もう連絡してこないで」と対象者からのメッセージが届きます。思わず、「成功か!?」「依頼は終了でもいいのでは!?」と浮かれる依頼者。 しかし、社長は厳しい表情を浮かべ、「ここから先が本番です」と告げます。
別れること自体はできそうな状況になって安心していた依頼者でしたが、まだ大きなリスクが残ってしまっています。 「別れるなら会社や家族に不倫の事実を暴露する」と不倫相手に脅されていた依頼者が無事に別れるためには、「不倫を暴露しようとした際に必要になる証拠」を消去する必要があるのです。
男性工作員・愛本はどのようにして対象者が持つ不倫の証拠を削除させるのか? どのようにして対象者が不倫の証拠を削除したことを確認するのか? そして、どのように対象者との関係を解消するのか? プロの別れさせ屋である愛本の技術と演技が描かれる第9話、必見です!